蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
書誌情報サマリ
書名 |
“ヒロシマ・ナガサキ”被爆神話を解体する 隠蔽されてきた日米共犯関係の原点
|
著者名 |
柴田優呼/著
|
出版者 |
作品社
|
出版年月 |
2015.8 |
請求記号 |
3198/00466/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0236710521 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
3198/00466/ |
書名 |
“ヒロシマ・ナガサキ”被爆神話を解体する 隠蔽されてきた日米共犯関係の原点 |
著者名 |
柴田優呼/著
|
出版者 |
作品社
|
出版年月 |
2015.8 |
ページ数 |
297p |
大きさ |
20cm |
ISBN |
978-4-86182-547-7 |
分類 |
3198
|
一般件名 |
原子爆弾-被害
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
原爆についての語りが世界でどう始まり、どのような考えかたが現在に至るまで引き継がれているのか、日本での原爆の語りにどのような影響を与えてきたのかを考える。戦後日本の国民主義と合州国との共犯関係に鋭く切り込む書。 |
書誌・年譜・年表 |
文献:p272〜295 |
タイトルコード |
1001510036768 |
目次 |
第1章 アメリカが原爆の語られかたを創始する―わずか一六時間後のトルーマン声明(戦後アメリカのナショナリティの核となった原爆 「太陽の力を引きだした爆弾」による究極の勝利 原爆「投下」という言葉による中立化―加害者の「手」しか見えない表現 アメリカナイゼーションの一翼を担った原爆) 第2章 アメリカが被爆体験の語られかたを創始する―沈黙させられる被爆者(戦後の日米の構造―閉ざされた空間の並立 右往左往する海外メディア報道 国際社会から隠蔽された被爆者の存在 表象不可能な極限的出来事への接近―被爆者が遺した作品 ハーシー『ヒロシマ』の登場) 第3章 アメリカ人によるアメリカ人のための原爆被災物語―『ヒロシマ』を歴史化する(筋書きありきで、規格どおりの話 六人の英雄の試練を安全地帯から覗く 被爆体験を「一過性」のものとして表象 アメリカ人に心理的な「避難所」を提供) 第4章 日本がアメリカでの語られかたを跳襲する―『ヒロシマ』の受容(始まりは占領下のベストセラー『長崎の鐘』―永井隆 普及させた戦後のロングセラー『原爆の子』 福島以後、被爆体験はどう伝えるべきなのか 八時一五分の起源も『ヒロシマ』か―被爆者の体験とずれ) 第5章 ヒロシマ/ナガサキは人類の普遍的な悲劇か―平和主義をどう生かすか(原爆と核兵器は別物なのか 原爆の表象とアメリカの植民地主義 日本は世界で原爆をどう語るべきなのか―加害者と被害者、そして平和主義) |
著者情報 |
柴田 優呼 ニュージーランド、オタゴ大学言語文化学部助教授。朝日新聞記者などを経て、香港大学比較文学部で2000年にM.A.取得。米国コーネル大学アジア研究学部で、2009年にPh.D.取得。米国セント・ジョンズ大学助教授を経て、現職。専攻は、日本文学、映像研究、カルチュラル・スタディーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
前のページへ