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書誌情報サマリ

書名

『おくのほそ道』時空間の夢 (角川叢書)

著者名 堀切実/著
出版者 角川学芸出版
出版年月 2008.5
請求記号 9155/00061/


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No. 所蔵館 資料番号 資料種別 配架場所 別置 帯出 状態
1 鶴舞0235207966一般和書2階開架文学・芸術在庫 

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書誌詳細

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請求記号 9155/00061/
書名 『おくのほそ道』時空間の夢 (角川叢書)
著者名 堀切実/著
出版者 角川学芸出版
出版年月 2008.5
ページ数 233p
大きさ 20cm
シリーズ名 角川叢書
シリーズ巻次 39
ISBN 978-4-04-702139-6
分類 9155
一般件名 奥の細道
個人件名 松尾芭蕉
書誌種別 一般和書
内容紹介 400字詰め原稿用紙にしてわずか40枚ほどの「おくのほそ道」はどういう点で日本を代表する名作といえるのか。それを探るために、文学としてのアプローチをはじめ、漂泊観、文学空間をキーワードに広く文化史的に分析する。
タイトルコード 1000810012501

要旨 四〇〇字詰め原稿用紙にしてわずか四〇枚ほどの『おくのほそ道』はどういう点で日本を代表する名作といえるのか。それを探るために、文学としてのアプローチをはじめ、史学・民俗学・宗教学・認知科学などの成果を取り入れ、漂泊観・文学空間をキーワードに広く文化史的にこの作品を分析する。連句の展開との相似という視点では“曖昧の美学”の追究、“意味の焦点”の連続性を提示し、外国文学や映像文化などとの比較文化論の観点からは“漂泊遍歴民”ではない“遍歴遊行民”としての芭蕉を浮き彫りにするなど、さまざまな方法を通して、『おくのほそ道』は日本人の精神の基本にかかわる言語空間である、ということを明らかにする。
目次 第1部 『おくのほそ道』と日本文化論(『おくのほそ道』序章の漂泊観
『おくのほそ道』の文学空間―短詩型的紀行文学としての特質
『おくのほそ道』を連句的に読む―主題・構成論へ向けて)
第2部 比較文化論の視点から(芭蕉とアンデルセン―『おくのほそ道』の比較文学的考察
遊行と漂泊―芭蕉と金笠
マンガ『おくのほそ道』論―言語文化と表象文化)
著者情報 堀切 実
 1934年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。文学博士。フェリス女学院大学助教授、早稲田大学教授を経て、早稲田大学名誉教授。専攻は、近世文学・俳文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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