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書誌情報サマリ

書名

感染症文学論序説 文豪たちはいかに書いたか

著者名 石井正己/著
出版者 河出書房新社
出版年月 2021.5
請求記号 91026/01234/


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No. 所蔵館 資料番号 資料種別 配架場所 別置 帯出 状態
1 鶴舞0237882220一般和書1階開架 在庫 
2 2432618581一般和書一般開架 在庫 

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書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

請求記号 91026/01234/
書名 感染症文学論序説 文豪たちはいかに書いたか
著者名 石井正己/著
出版者 河出書房新社
出版年月 2021.5
ページ数 194p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-309-02958-0
分類 91026
一般件名 日本文学-歴史-近代   感染症   病気(文学上)
書誌種別 一般和書
内容紹介 コレラ、結核、腸チフス、赤痢、ペスト、疱瘡、百日咳、スペイン風邪、梅毒…。感染症を近代日本の文豪たちはどう書いたのか。文学を感染症の実態をリアルに伝える重要な歴史的証言として読み直す。
書誌・年譜・年表 文献:p189〜194
タイトルコード 1002110013245

要旨 コレラ、結核、腸チフス、赤痢、ペスト、疱瘡、百日咳、スペイン風邪、梅毒…。たびたび感染症に見舞われてきた近代日本。“いま”を考えるためのリアルな史料として読み直す―。もうひとつの近代文学史。
目次 芥川が思い出したコレラ小説―尾崎紅葉『青葡萄』
おとなりの子は賽の河原で石を積んでいる―小泉八雲「コレラ流行期に」
子規がとったソーシャルディスタンス―「消息」と『病牀六尺』
兵站病院で死を覚悟する田山花袋―『第二軍従征日記』の中の腸チフス
たてまえにすぎない交通遮断―夏目漱石『吾輩は猫である』および書簡と疱瘡・ペスト・赤痢
信仰と医療の狭間で―森鴎外「金毘羅」と百日咳
病と臨死体験―柳田国男『遠野物語』の中の腸チフス
不愉快な顔をした病人の家―石川啄木『一握の砂』および日記と結核
日本人の便宜主義に抗して―与謝野晶子「感冒の床から」とスペイン風邪
過敏な人とそうでない人と…―志賀直哉「流行感冒」の中のスペイン風邪
付ける・付けないの人間心理―菊池寛「マスク」
業病と奇蹟―芥川龍之介「南京の基督」と梅毒
感染の絶望―内田百閒「疱瘡神」「虎列刺」
噂・風俗・妙薬―長谷川時雨『旧聞日本橋』の中のコレラ
微笑する「僕」―小島信夫「微笑」と小児麻痺
著者情報 石井 正己
 1958年、東京都生まれ。国文学者・民俗学者。東京学芸大学教授。日本文学・日本文化専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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