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こんなほんあんなほん ティーンズ(中高生)向き 2007年度版

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こんなほんあんなほん ティーンズ(中高生)向き

書名や表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。 〈 〉内は分類をあらわします。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

◆◇ 2007年度版 ◇◆

■ 『獣の奏者 1 闘蛇編 ・ 2 王獣編』 ■
『獣の奏者 1』表紙画像

上橋菜穂子/作
講談社 〈913〉

エリンの母は、戦闘用の獣、闘蛇の世話をする医術師だった。しかし、闘蛇を一度に何頭も死なせてしまった罪で処刑されてしまう。ひとり逃げのびたエリンは、蜂飼いのジョウンに助けられ成長した。ある日、闘蛇を襲う野生の王獣の美しさに魅せらたエリンは、王獣の医術師を目指すことになる。それは、やがて国を揺るがす事態へとつながっていった。

■ 『三四郎はそれから門を出た』 ■
『三四郎はそれから門を出た』表紙画像

三浦しをん/著
ポプラ社 〈9146〉

読書が好きだ。いや、もはや好き嫌いではない。本を読むことが生活に欠かせないことになっていて、何かを読んでいなければ安心できない。そんな体質に生まれついた、直木賞作家である作者が、いろんなところに書いてきた本についての文章をまとめた本。本へのほとばしる愛がみっしりとつまった一冊。

■ 『一瞬の風になれ 1 ・  ・ 3』 ■
『一瞬の風になれ 1』表紙画像

佐藤多佳子/著
講談社 〈F〉

中学まではサッカー部だった新二は、選手としての自分の才能に限界を感じ、高校では陸上部に入部した。天才的なスプリンターながら、練習嫌いの幼なじみ、一ノ瀬連と一緒だ。さほど強いとはいえない公立高校の陸上部で、ひたすら「速くなること」をめざし、走り続ける毎日がはじまった。

■ 『図書館戦争』 ■
『図書館戦争』表紙画像

有川浩/著 徒花スクモ/イラスト
メディアワークス 〈F〉

近未来、それは公序良俗(こうじょりょうぞく)を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる「メディア良化法(りょうかほう)」が成立した時代。こどもの健全な育成という大義名分のもとに、武力を使って検閲しようとするメディア良化委員会に対し、図書館は自由を守るため武装して対抗する。主人公・笠原郁(かさはらいく)は図書特殊部隊に配属され、鬼教官にしごかれながら一人前の図書館職員をめざす。

■ 『かかしと召し使い』 ■
『かかしと召し使い』表紙画像

フィリップ・プルマン/作 金原瑞人/訳
理論社 〈93〉

稲妻の直撃によって動けるようになったかかし。少年ジャックを召し使いとして従え、山賊(さんぞく)を追いはらったり旅の一座の劇に参加したり、世界中をまわります。しかし、弁護士がその後をずっと追ってきます。かかし卿(きょう)がからむやっかいな問題とは?礼儀正しく勇ましく誇り高いかかしと、かしこく機転のきく少年の冒険物語。

■ 『夏期限定トロピカルパフェ事件』 ■
『夏期限定トロピカルパフェ事件』表紙画像

米澤穂信/著
東京創元社 〈F〉

小鳩(こばと)君と小佐内(おさない)さんの仲は、友人でも恋人でもない「互恵(ごけい)関係」。それというのも、過去の失敗を教訓に平穏無事な生活を送るため。高校二年の夏休み、小佐内さんとの知恵比べに負け、甘味屋めぐりにつきあう小鳩君だが、事件と無関係ではいられず...。甘いもの好きに<小佐内スイーツセレクション・夏>は必見。『春期限定いちごタルト事件』とあわせてどうぞ。

■ 『温室デイズ』 ■
『温室デイズ』表紙画像

瀬尾まいこ/著
角川書店 〈F〉

気立てがよく成績も悪くないみちるが、ちょっとした発言をきっかけに、いじめの標的にされる。陰湿で卑怯(ひきょう)ないじめは卒業まで続くが、みちるは教室へ通うことをやめない。つらくてもここから生まれる何かがあるはず、私は学校生活が好きだ、と言うみちるの姿は気高くもあるが、痛々しい。彼女の生きる「温室」とはなんてつらい場所なのだろう。

■ 『仏像のひみつ』 ■
『仏像のひみつ』表紙画像

山本勉/著 川口澄子/イラスト
朝日出版社 〈718〉

東京国立博物館の人気展示が1冊の本になりました。仏像たちも人間の社会と同じようにそしき組織があり、えらい順番が決まっているのですって。そのほか、仏像もやせたり太ったりする!仏像の中には何かがある!など"ひみつ"にせまります。仏像のおもしろさに「へえ~」の連続。これから仏像に出会うことがきっと楽しくなります。

■ 『フラッシュ』 ■
『フラッシュ』表紙画像

カール・ハイアセン/著 千葉茂樹/訳
理論社 〈93〉

父さんはカジノ船をしずめた罪で留置場に入っている。カジノ船が海に汚水をたれ流すのをなんとかやめさせようと考えた結果だった。父さんの正義感はいつも暴走してしまうから、みんなにただの乱暴者だと思われてしまうんだ。父さんが正しいことを証明するためには、カジノ船の犯罪の証拠を見つけなきゃ。ぼくと妹は作戦を開始した。

■ 『包帯クラブ』 ■
『包帯クラブ』表紙画像

天童荒太/著
筑摩書房 〈F〉

人は誰もが、心に傷を持ちながら生きている。他人には言えない心の傷って、時がたてば癒えるのだろうか。 「人が傷ついた場所には、その人の血が流れている。そこに白い包帯を巻いて手当てをしたら、傷は治るって思える」そう考えた私たちは包帯クラブを結成した。...ほんの少し誰かに手をかしてもらえたら、前に進めることってあるのでは。

■ 『アイアンマン トライアスロンにかけた17歳の青春』 ■
『アイアンマン』表紙画像

クリス・クラッチャー/作 金原瑞人、西田登/共訳
ポプラ社 〈93〉

ボーリガード・ブルースター、17歳。州で有名なトライアスロンのレースを制覇(せいは)するためトレーニングにはげんでいる。一方学校で教師に反抗した罰(ばつ)として、荒っぽい問題児が集まるカウンセリンググループに入れられてしまう。始めはそのクラスを嫌っていたボーだが、しだいに仲間たちにとけこんでいくが...。

■ 『理系に行こう! 女子中高生のための理系案内』 ■
『理系に行こう!』表紙画像

都河明子/著
九天社 〈407〉

科学技術が発達して、私たちの生活はとても快適になった。けれども、温暖化、オゾン層破壊、ゴミの処理問題など、地球環境の危機が迫っている。これからも理系は重要だ。
男性は理科系、女性は文科系と決めたのは、誰だろう。理系のさまざまな分野で、女性は働いている。理系が好きな女子中高生に向けて書かれた、先輩からのメッセージ。

■ 『スーパーパティシエ物語 ケーキ職人・辻口博啓の生き方』 ■
『スーパーパティシエ物語』表紙画像

輔老心/著
岩崎書店 〈289〉

世界一のパティシエになる。その夢を叶えるまでの道のりは、決して平坦ではなかった。人より3倍速く仕事をし、睡眠時間を削って、材料研究のため、食べ歩いたケーキ屋のゴミ箱まで漁った。そしてついにお菓子作りのワールドカップ「クープ・ド・モンド」での優勝を手にした。常に前を向いて夢を描き続けるタフな男の生き様。

■ 『ルリユールおじさん』 ■
『ルリユールおじさん』表紙画像

いせひでこ/作
理論社 〈エ〉

ソフィーの図鑑がこわれてしまった。本やには、あたらしい植物図鑑がたくさんあるけれど、この本をなおしたいソフィーは、ルリユールのところに行くことにした。ルリユールおじさんは、本を一度ばらばらにしてとじなおし、新しい表紙をつくり...。こわれた本を修復し、あらたないのちをあたえるルリユールの手仕事世界をみてみよう。

■ 『銃声のやんだ朝に』 ■
『銃声のやんだ朝に』表紙画像

ジェイムズ・リオーダン/作 原田勝/訳
徳間書店 〈93〉

1914年、イギリス。17歳のジャックは、プロサッカーチームに所属し注目されるが、この年第一次世界大戦が勃発(ぼっぱつ)。好戦的な空気のなか、「早く入隊しないと、楽しい思いをしそこなうぞ」といいきかされ、志願して軍隊に入る。そこに待ち受けていたのは厳しい戦争の現実、若い兵士たちは、次々と命を落としていく。ところが、クリスマスの朝...。

■ 『部活お悩み相談室』 ■
『部活お悩み相談室』表紙画像

高畑好秀/著
山海堂 〈78〉

運動部で頑張る皆さん、部活動で悩んでいることはありませんか?「みんなとうまくやっていくには?」という人間関係の悩みから、「なかなか疲れがとれない」という日々のトレーニング、「部活と恋愛の両立は?」という微妙な問題まで、中高生の選手たちが抱える悩みに、メンタルトレーナーがお答えします。

■ 『青いリボン』 ■
『青いリボン』表紙画像

大島真寿美/作
理論社 〈913〉

「何考えてんのかよくわからない。」人からよくそう言われる女子高生、依子(よりこ)。一人っ子で、小学生の時から続く両親の不和が要因だと自己分析している。父の転勤を機に離婚が決定的になる一方、母にも海外出張の話が持ち上がり、家族は既にバラバラだ。依子は、居候(いそうろう)し始めた友人宅で、「ごった煮」の雰囲気の中に家族の暖かみを感じ始める。

■ 『グッモーエビアン!』 ■
『グッモーエビアン!』表紙画像

吉川トリコ/著
新潮社 〈F〉

お調子者で万年プータローのヤグと、元パンクスで現役未婚の母のお母さん、そして中学生の私・はつき。私とヤグには血の繋がりはないけれど、私達は紛れもなく家族なのだ。そんな我が家のルールはただひとつ「おもしろければいーじゃん」だ!ある日突然のヤグの一言で、私達は住み慣れた名古屋を離れ、オーストラリア移住を目指すことに―。

■ 『ウォーリアーズ 1 ファイヤポー、野生にかえる』 ■
『ウォーリアーズ 1』表紙画像

エリン・ハンター/作 金原瑞人/訳
小峰書店 〈93〉

飼い猫のラスティーは、以前からあこがれていた野生猫になることを選ぶが、そこは厳しい世界だった。サンダー族の見習い猫になったラスティは、名前もファイヤポーと変え戦士猫となる訓練をうける。野生猫たちは四つのキャンプにわかれ、小競り合いはあっても、共存してきたのだったが、そのバランスが崩れかけ、サンダー族にも危機がせまる。

■ 『憲法九条を世界遺産に』 ■
『憲法九条を世界遺産に』表紙画像

太田光、中沢新一/著
集英社 〈3231〉

近年、憲法改正論議が盛んになっている。だが、この世界に類を見ない非戦を掲げた憲法の行く末を簡単に論じることはできるのだろうか。大胆な発想と表現で憲法の歴史や本質に切り込み、読者をも議論に誘い込んでいく。
芸人として活躍中の太田光と、思想家としても名高い中沢新一による異色の対談集。

■ 『世界でたったひとりの子』 ■
『世界でたったひとりの子』表紙画像

アレックス・シアラー/著 金原瑞人/訳
竹書房 〈933〉

老化防止薬の発明により、人類は不老長寿(ふろうちょうじゅ)を手に入れた。ところがその結果、皮肉なことに、子どもを産む力を失ってゆく。生まれてまもなくひとさらいにさらわれたタリンは、子どものいない家に貸し出され、理想の子どもを演ずる役目をさせられてきた。本当の自分をさがし続ける少年の目を通して、人間のおろかさを見つめた近未来SF。

■ 『日本という国』 ■
『日本という国』表紙画像

小熊英二/著 100%ORANGE/装画・挿画
理論社 〈21〉

なぜ私たちは学校に行かなくてはならないのだろう。いま私たちが毎日をすごしている学校という制度は、明治以降に生まれたもの。「日本という国」のいまの状態を知ることは、自分の国のあり方や、アメリカやアジア諸国との関係を考えなおすことにつながっていく。

■ 『一億百万光年先に住むウサギ』 ■
『一億百万光年先に住むウサギ』表紙画像

那須田淳/作
理論社 〈913〉

大月翔太(おおつきしょうた)は中学3年生、隣の家の便利屋サスケ堂でアルバイトをしている。サスケ堂の娘ケイからは、どうもきらわれているらしい。ある日、二人と同じ中学に通うドイツからの留学生マリーが盗難事件にまきこまれる。事件の真相を調べるうち、翔太とケイの距離はしだいに縮まっていく。恋樹(こいのき)の伝説、家族の謎、恋の行方がからみあう物語。

■ 『トモ、ぼくは元気です』 ■
『トモ、ぼくは元気です』表紙画像

香坂直/著
講談社 〈F〉

6年生の夏休みは中学受験を控えたぼくにとっては大切な時だ。なのに、おじいちゃんおばあちゃんの家に預けられてしまった。障害をもつ兄トモから離れた暮らし。幼なじみの夏美(なつみ)にたのまれ「金魚すくい」という伝統の一戦に取り組むうち、夏美にも障害をもつ妹、桃花のいることがわかってきた。桃花を「桃花」として見守る人たち。一方、ぼくは...。

■ 『目で見る数学 美しい数・形の世界』 ■
『目で見る数学』表紙画像

ジョニー・ボール/著 山崎直美/訳
さ・え・ら書房 〈41〉

美しい数学の世界へようこそ!どのページをのぞいても、あっと驚く魅惑(みわく)的な数や形の世界が広がっています。頭をひねる数のいじわるクイズや、友だちをびっくりさせるマジックもあわせて紹介されています。単なる数の計算だけではない、ちょっと不思議な数学の世界は、きっとあなたを夢中にさせるでしょう。

■ 『多数決とジャンケンものごとはどうやって決まっていくのか』 ■
『多数決とジャンケンものごとはどうやって決まっていくのか』表紙画像

加藤良平/著 津川シンスケ/絵
講談社 〈41〉

みんなでものごとを決めるとき、多数決をとることがあるね。でも「何かへん」と感じることがあるのはなぜなんだろう?それはカラクリがあるからなんだ。では、どうすれば、みんなが納得する決め方ができるのかな?まずは、十分な話し合いが大切だけど、選挙、ジャンケン、くじびきなど、ものごとの決め方のしくみを知るとみんなが幸せになれるよ。

■ 『男子のための恋愛検定』 ■
『男子のための恋愛検定』表紙画像

伏見憲明/著 100%ORANGE/装画・挿画
理論社 〈15〉

恋に悩む男子諸君!一人で悩まないで、まずは、この本の恋愛検定で自分の恋愛力を確認してみよう。お子さま級になった君も、黒帯の君も、この本を読めば、「恋の道」の達人になること間違いなし!恋とは何かから注意点・目的までリアルな知識が得られるよ。
女子のみんなも男子の気持ちを知り、自らの恋愛に役立てよう。

■ 『海の島ステフィとネッリの物語』 ■
『海の島ステフィとネッリの物語』表紙画像

アニカ・トール/著 菱木晃子/訳
新宿書房 〈94〉

ステフィとネッリの姉妹は、ナチスの迫害(はくがい)から逃れるため両親と別れスウェーデンの小さな島へやってきました。言葉も習慣も違う異国での生活に、ステフィはとまどいます。
しのびよる戦争のかげのなか、二人の姉妹が周りの人々と心を通い合わす様子がさわやかに描かれています。シリーズ4部作の第1作目です。

■ 『銀のロバ』 ■
『銀のロバ』表紙画像

ソーニャ・ハートネット/著 野沢佳織/訳
主婦の友社 〈93〉

ある春の朝、海に近い森の中で、幼い姉妹は木かげのくぼ地に横たわっている男をみつける。その男は、重病の弟に会うために脱走してきた盲目(もうもく)の兵士。姉妹は毎日食料をとどけ、兵士を家に帰してあげようとする。兵士が語るロバにまつわる物語は、心に深く沁(し)みる。また、兵士の苦悩は私たちに、戦争の悲惨さ、愚かさ、人間の強さ、弱さを考えさせる。

■ 『オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える』 ■
『オシムの言葉』表紙画像

木村元彦/著
集英社インターナショナル 〈7834〉

オシムの故郷サラエボのオリンピック屋外競技場は、墓標(ぼひょう)で埋め尽くされている。1990年代、深刻な民族紛争が起こり、多くの人が殺害されたのだ。オシムは、愛する故郷で人が殺されているとき、そこにいなかったことを、「一生かかっても消えない自分にとっての障害(ハンディキャップ)だ」と言う。サッカーと人を愛する日本代表監督オシムの激動の半生を伝える本。

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