ページの先頭です。
本文へジャンプする。
ここから本文です。

本を探す

ティーンズ広報紙『ごちゃっと』第31号

ティーンズ広報紙『ごちゃっと』 第31号 発行

ティーンズ向け広報紙『ごちゃっと』第31号を発行しました。
『ごちゃっと』は名古屋市図書館21館の窓口で配布しているほか、下記PDFファイルでもご覧いただけます。

『ごちゃっと(第31号)』 <PDF形式,1.16MB>

get adobe reader
PDF形式のファイルを閲覧するにはAdobe Reader(無料)が必要です。AcrobatReader5.0以上を推奨しています。

第31号の内容は、
百人一首をやってみよう!
ティーンズ担当者のオススメ
えっ!取置期間が短くなる!?
などです。

本の表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

◆◇ 百人一首をやってみよう! ◇◆

12月9日、とある場所に集まった「ごちゃっと」作業部員の千雪さん、秋さん、そして私。正月の風物詩である百人一首を実体験しようというのである。しかしながら3人とも実際に百人一首をやったことはない。それどころか歌を覚えてすらいない。はたしてそれで、成り立つのだろうか...?

百人一首  

ここで、百人一首のルールを簡単にまとめておこう。(参考...全日本かるた協会HP)

【1】個人戦は1対1。
【2】取り札100枚から25枚ずつ取り、それを並べる。自分の持ち札を並べたものが「自陣」相手のものは「敵陣」。
【3】並べたら15分で暗記する。終われば開始。
【4】読まれた札が場にあれば、先にその札に触れた方が取ったことになる。自陣の札を取ったときはそのまま、敵陣の札を取った時は、自陣の札を1枚相手に送る。また、読まれた札がない陣地の札に触った時は「おてつき」となり、相手から1枚もらわなければならない。
【5】先に自陣の札がなくなった方が勝ち。

1戦目は千雪さんvs秋さん。
また余談だが、この一戦では書き手のshが読み手をしたのだが、札を持って思わず「問題」と言いそうになってしまった。早押しクイズじゃないんだから...。(まあ、「ちはやふる」じゃ早押しクイズとの共通性も描かれていたけどさ)

一戦目

なお、繰り返しになるが、3人とも句を覚えていない。よって実際のトップ選手の戦いにあるような「最初の1文字を聞いた段階で手が動く」などという展開には一切ならない。下の句を聞いてからでないと誰も動けなかったのである。
戦いは、最初は秋さんが飛ばす。しかし中盤に千雪さんが逆転。終盤はほぼ互角となり一進一退。結果千雪さんが1-0で勝利を収めた。しかし、読み終えた段階で思わぬ事態。最後の一枚の読み札と取り札が一致しない。つまりどこかの段階で違う札を取ってしまっていた...?しかし、もはやどこで間違えたのかわからなくなってしまっている。

2戦目は千雪さんvs私。
自分で書くが、動きの少ない戦いであった。自陣の札しか取れず、敵陣の札を取ることがなかったのである。そうなればほぼ「何の札が読まれるか」の運でしかない。(と言い訳しておこう)


三戦目

3戦目。秋さんvs私。
序盤はやっぱり自陣の札の取り合い。しかし少しずつだがお互い敵陣の札も取れるようになってくる。最後には写真のようにシーソーゲームになるが、最後は秋さんの勝ち。結果は千雪さん2勝。秋さん1勝1敗、sh2敗という結果になった。

百人一首初体験の感想としては、こんなに面白いものだとは思わなかった。自陣の札を抑えることを「守り」とするなら、敵陣の札を奪いにいくことは「攻め」と言えるだろう。スピード感・激しさ、集中力、まさに「戦い」と呼べるものであった。はたして百人一首をきちんと覚え、練習したら、どんな世界が見えてくるのだろうか?
この冬、みなさんも「百人一首」をやってみませんか?(sh)

▲ページトップへ

◆◇ ティーンズ担当者のオススメ ◇◆

名古屋市図書館は全部で21館。その全ての図書館にティーンズ担当者がいるって知ってるかい?
ごちゃっとメンバーだけがティーンズ担当者ではないのだ!
30号から各図書館のティーンズ担当者オススメの本を紹介中。ぜひ、興味がある本は予約や取り寄せしてみて☆

『一発逆転ミステリー』
『一発逆転ミステリー』表紙画像

ロアルド・ダール/[ほか]著 ポプラ社 2002年

何か面白い話ないかなー、でも色々忙しいし長いのはちょっと。そんな時は、だまされたと思ってこの短編集を読んでみて下さい。思わず「そういうことなのか!」な、あっと驚くラストが待っています。楽しくだまされ、登場人物の(そして作家の)技と知力に嘆息し、「もっと読みたい」気持ちがムクムクとわいてきたら...シリーズ16冊、片っ端から手をつけてみて下さい。(西図書館・チョロ)

『メメント・モリ』
『メメント・モリ』表紙画像

藤原新也/著 三五館 2008年

これは体験する本です。初めて読んだとき、心臓をわしづかみにされるような驚きと痛みを受けました。「メメント・モリ」とは死を想えという意味です。(富田図書館・大福)

『怪物ガーゴンと、ぼく』
『怪物ガーゴンと、ぼく』表紙画像

ロイド・アリグザンダー/著 評論社 2004年

ガーゴン~ギリシア神話にでてくる怪物~ ぼくは、アニーおばさんをそう呼んだ。ガーゴンだけが、ぼくを透明人間扱いしなかった。ぼくは彼女から、勉強だけでなく人生の大切なことを、教えてもらった。著者の自伝的小説。(中村図書館・ハヌル)

『退出ゲーム』
『退出ゲーム』表紙画像

初野晴/著 角川書店 2008年

廃部寸前の危機にある吹奏楽部に所属するハルタとチカが、吹奏楽の甲子園といわれる普門館出場を目指し部員集めに奔走します。 しかしその道のりは決して容易いものではなく、難題が次々と彼らにふりかかるのですが・・・・。 続編『初恋ソムリエ』『空想オルガン』『千年ジュリエット』もあわせてどうぞ。どの作品も読んだあと、すがすがしい爽快感が味わえます。(北図書館・ベジ)

『故郷/阿Q正伝』「孔乙己(コンイーチー)」 ■
『故郷/阿Q正伝』表紙画像

魯迅/著 光文社 2009年

時は中国の清朝末期、上海の南方にある紹興(しょうこう)が舞台の短編小説。主人公の孔乙己は、科挙に及第できないまま悶悶とした生活を送る老書生。乏しいお小遣いを手に飲み屋にやって来ては、お碗のお酒を口にするだけが楽しみの苦しい人生を送っている。今、現地にはこの作品をモデルにした酒屋があるという。大人になったら、ひと碗のあたたかい紹興酒の味見に未知の大陸に出かけるのも悪くない。(中川図書館・シャオシン)

『地球博物学大図鑑』
『地球博物学大図鑑』表紙画像

スミソニアン協会/監修 東京書籍 2012年

地球上にあるものがすべて載ってる?? はずはないのだけれど生き物から鉱物まで多種多様にわたって掲載されている図鑑です。しかもオールカラーで表紙からしてとても美しい!見ているだけでうっとりします。重いし高いし自分ではなかなか買えない...そんな本を図書館でぜひゆっくりと見て、楽しんでください。(熱田図書館・chip)

▲ページトップへ

◆◇ 新刊紹介 ◇◆

『新品みたいに長持ち!お手入れの教科書』
『新品みたいに長持ち!お手入れの教科書』表紙画像

阿部絢子/著
PHP研究所

学生服のテカリは学生としての勲章です?!テカリもにおいも自分で落とせるなら落としたかった...私の学生時代。知らなかっただけなんだな「学生服のテカリとにおいの落とし方」を。他にもさまざまなお手入れ方法が参考になります!巻末にアイテム別インデックス。(秋)

『ミステリなふたりa la carte』
『ミステリなふたりa la carte』表紙画像

太田忠司/著
東京創元社

冷たい視線と冷徹な言葉、有無を言わさぬ腕力で事件を解決し、愛知県警捜査一課に君臨する、誰もが怖れる「氷の女王」京堂景子警部補。そんな彼女も年下の夫、新太郎にはデレデレ。そしてこの夫の超一流の料理の腕と推理力が、妻を陰で支えていたのだった。名古屋を舞台にしたライトミステリ短編集。(sh)

『物語ること、生きること』
『物語ること、生きること』表紙画像

上橋菜穂子/著
講談社

「守り人」シリーズなどで知られる上橋菜穂子さんが、作家になるまでの道のりを語る。子どもの頃の様々な体験や、その時感じていたことなどに、作品の場面が重なって、創作の源にあるものに少し触れられる気がする。最後のメッセージで、「物語は、私そのものですから」と語る、その意味がよくわかる。(か)

『さんまをキレイに食べられますか? できる大人の食べ方絵じてん』
『さんまをキレイに食べられますか?』表紙画像

小倉朋子/監修
ナツメ社

好きな人の前ではきれいに食べたいって頑張るよね。でもそれを邪魔するニクい奴...トリプルアイス、ミルフィーユ、分厚いハンバーガー!!どうやっても汚くなる~(泣)となる前に、この絵じてんでイメージトレーニングをしておこう!小星家の皆の豪快な食べっぷりが笑えます。(さと)

『部活でもっとステップアップ合唱のコツ50 楽しみながらうまくなる!』
『部活でもっとステップアップ合唱のコツ50』表紙画像

渡瀬昌治/監修
メイツ出版

文化祭の合唱コンクールで入賞まであと一歩...悔しい思いをした人いませんか?合唱部で大会に向けて練習中でがんばってる人いませんか?そんなあなたにこんな本!!例えばこんなことが書いてあります。う~ん...深い。メロディをいつも意識して引き立つように歌おう(む)

『都会のアリス』
『都会のアリス』表紙画像

石井睦美/著
岩崎書店

海外出張の多い母と、家でも稽古に励む役者の父。親友はうらやましがるけれど、佐知子にとってはコンプレックス。進路についてもうすぐ帰ってくる母に相談しようと思っていたのに「少し旅に出る」と言い出して...。現実と「不思議の国のアリス」の世界が入り混じった物語。(千雪)

▲ページトップへ

◆◇ えっ!取置期間が短くなる!? ◇◆

そうなんです。今まで予約の資料の取置期間はご連絡後2週間(14開館日)ありましたが、平成26年2月1日から1週間(7開館日)に変更されます。

Q:「取置期間」ってなあに?

A:予約の資料が準備できてから、予約をした利用者の方が借りられるように資料を取っておく期間のことです。

Q:う~ん...それが短くなるって不便だけど、何か理由があるの?

A:予約資料の回転率があがるんです!たくさん予約がはいっている本だと、順番がまわってくるまでに1年以上お待たせしてしまうこともありました...。でも、取置期間を短くすることで、もっと早く自分の番までまわってくるようになります。それに図書館に行く機会が増えると、楽しい本との出会いもあるかも!?取置期間の短縮にご理解とご協力をおねがいします!わからないことがあったら、遠慮なく各図書館の人に聞いてくださいね。

Q:はーい。じゃあ、2月から取置期限を過ぎないように、気を付けて図書館にいくようにしまーす♪

▲ページトップへ