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調べ物案内

調査団報告書(今度こそノーベル文学賞・村上春樹編)

調査内容

村上春樹の作品で名古屋が出てくる作品にはどんなものがあるの?

調査手順

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋 2013年)が出版された時、名古屋が舞台だと話題になった。本を読みながら、作品に登場する場所を想像するのが楽しかったな。何かヒントがないかと思って、『村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をどう読むか』を調べると、『地球のはぐれ方 東京するめクラブ』(村上春樹・吉本由美・都築響一/著 文藝春秋 2004年)に名古屋のルポが収録されていることがわかった。
『村上春樹作品研究事典』を調べてみよう。各作品ごとに舞台や登場人物、あらすじなどが載っている。ほかの作品で、舞台が名古屋と書いてあるものは見つからなかった。
ある調査団員の情報によると、『海辺のカフカ』(新潮社 2002年)が関係あるのでは?とのこと。『村上春樹全小説ガイドブック』を調べると、登場人物紹介に「中日ドラゴンズ」の文字が!読んでみると、中日ドラゴンズファンの青年が登場するが、名古屋が舞台ではない。『村上春樹全小説ガイドブック』に掲載されていない『女のいない男たち』(文藝春秋 2014年)も確認したが、名古屋は登場しない。
インターネットで「村上春樹」と「名古屋」をキーワードにして検索すると、エッセイ『村上ラヂオ』(マガジンハウス 2001年)が見つかった。ほんの少しだけ名古屋について書かれている。

調査結果

解決スタンプ

名古屋を舞台にした小説には、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、ルポには、『地球のはぐれ方 東京するめクラブ』がある。名古屋がよく観察されていて、両方読むとより楽しめそうだ。『海辺のカフカ』は、名古屋が舞台ではないものの、中日ドラゴンズファンの青年が登場する。『村上ラヂオ』によれば、名古屋駅に到着すると、ある歌を口ずさんでしまうそうだ...。
なぜなのかは、読んでのお楽しみ。

今回の調査で使った資料

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