ページの先頭です。
本文へジャンプする。
ここから本文です。

調べ物案内

調査団報告書 番外編(小酒井不木)

調査内容

昭和区の史跡散策路に「小酒井不木宅跡」というのがあるけど、小酒井不木ってどんな人?

調査手順

名古屋ゆかりの人なら名古屋市図書館に何か資料があるかも?ということで、著者名で検索してみると、小説をいくつか書いている。全集や随筆評論選集も所蔵していたのでいくつかみてみると、名古屋や鶴舞公園を舞台にした作品もみつかった。『明治大正人物事典』にも記載があって、それによると、もともと医学の道へ進みたかったが病に倒れて執筆生活に入ったようだ。名古屋に住んでいたのは大正12年からで、死亡した時には新聞に大きく取り上げられた。

調査結果

解決スタンプ

医学者・小説家 本名:小酒井光次、愛知県海部郡蟹江町生まれ。
明治23年(1890年)10月8日生れ、昭和4年(1929年)4月1日没。医学の道に進むが肺結核を患い、現名古屋市昭和区で療養、執筆生活を送る。
また、江戸川乱歩を見出したことでも有名。乱歩の「二銭銅貨」を読んだ不木は、「近頃にない面白い探偵小説」「まんまといっぱい喰わされて多大の愉快を感じた」と絶賛した(『新青年』大正12年4月号掲載「『二銭銅貨』を読む」より)。
自身も豊富な医学知識を元に探偵小説や怪奇小説を執筆。「疑問の黒枠」「大雷雨夜の殺人」など、名古屋を舞台にした作品も多い。

今回の調査で使った資料

pdfダウンロード

get adobe reader
PDF形式のファイルを閲覧するにはAdobe Reader(無料)が必要です。
※AcrobatReader5.0以上を推奨しています。

▲ページトップへ