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調査内容
名古屋には変わったアサガオがあると聞きました。どんなものか知りたいです。
調査手順
まずは「名古屋」「朝顔」で図書館にどんな本があるか検索をしてみると、「名古屋アサガオ」についての本が何冊かあることがわかりました。それらによると、正式には「名古屋式盆養切り込みづくり大輪朝顔」といい、特徴としては蔓をのばさず盆栽風にまとめたものなのだそうです。その歴史は古く、明治20年ごろ薬種問屋音羽屋の盆栽好きの主人が発明した方式で、明治35年には名古屋朝顔会が創立されました。当時は床の間に飾られた朝顔を、羽織・袴を着用し、お抹茶をいただきながら静かに鑑賞したとも書かれています。昭和50年にはNHK「趣味の園芸」で名古屋アサガオについての放送があり、大評判になりました。『名古屋式大輪朝顔の作り方盆養切込み作り』(1959年)には、実物大と思われるアサガオを押し花にした写真もあり、その美しさに魅了されます。
また名古屋のデジタル資料やデータベースを検索・閲覧することができる「なごやコレクション」で検索すると、名古屋朝顔会発行の「名古屋朝顔会雑誌第1~4号」を市政資料館が、市図書館が第4号を所蔵していることがわかります。
調査結果
名古屋アサガオとは、特別な品種ではなく、名古屋発祥のやり方で盆栽風に仕立てたアサガオのこと。種まきの時期は5月の後半がいいらしいです。詳しい育て方もついているので、むずかしそうだけれど挑戦してみるのもいいかもしれませんよ。
今回の調査で使った資料
- 『名古屋式大輪朝顔の作り方 盆養切込み作り』後藤新作/編集 後藤新作 1959
- 『盆養切込作り名古屋式大輪朝顔』名古屋朝顔会/編 名古屋朝顔会 1974
- 『名古屋朝顔のつくり方 大輪盆養づくり 改訂版』名古屋朝顔会/編集 名古屋朝顔会事務局 2003
- 『朝顔百科 アサガオの栽培・仕立てから園芸文化史まで』朝顔百科編集委員会/編 誠文堂新光社 2012
- 『名古屋朝顔会雑誌 第4号』名古屋朝顔会 1904
- なごやコレクション(外部リンク)