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調べ物案内

調査団報告書No.84

調査内容

名古屋市内で一番標高が高い場所は何mくらいありますか。

調査手順

手始めに「名古屋市 標高 高い」と入れてwebで検索してみます。複数のページで東谷山(とうごくさん)と出てきました。守山区と瀬戸市の市境にある山ですね。さて、次に名古屋市のwebサイトを見てみましょう。「名古屋市の概要」で、地形についてこう書かれています。"名古屋市の地形は、東部の丘陵地、中央部の台地、北・西・南部の沖積地の、大きく3つに分かれます。東部(守山・千種・名東・天白・緑区)は、市域の東北端にあたる東谷山(198.3m)を最高所として、標高50~100m程のなだらかな丘陵が続き、三河の山地につながっています。"(最終更新日:2010年7月1日)たしかに名古屋市で一番標高があるのは東谷山で間違いないようです。
市のお墨付きをもらったところで、東谷山についてもう少し調べてみましょう。まずは国土地理院の地図を開いてみます。2万5千分1地形図地図「高蔵寺」(平成28年1月発行)を開くと、東谷山が載っています。標高は198.4m。修正が入って10cmだけ高くなったようです。そして、地理院地図を見ると、東谷山フルーツパークの端から、破線で描かれた道が山頂に向かってついています。破線はすなわち徒歩道を意味し、一般的には登山道があることを示しています。標高は低くても地元に親しまれている山であれば紹介している本があるはず。ここでまず見たいのが、山と渓谷社の「分県登山ガイド」シリーズ。その中の『愛知県の山』を見ると、東谷山も載っていました。
登山道は「東谷山散策路」として整備されており、途中で南社(みなみやしろ)古墳、中社(なかやしろ)古墳を通り、尾張(おわり)戸(べ)神社に着くと、山頂です。標高差(入口から山頂までの差)は128m、整備されているとはいえ、ほぼ階段(500段!)、山頂まで30分以上かかります。もし行くならば、動きやすい服装で行きましょう。山頂にはテラスと見晴台があり、東に目を向けると猿投山、西に目を向けると名駅の高層ビル群、伊吹山に鈴鹿山脈、足元には庄内川が一望できます。

調査結果

解決スタンプ

名古屋市で一番標高が高いのは東谷山(とうごくさん)で、198.4mです。登山道が整備されていて、登ることもできます。山頂からは名古屋市街を一望できます。

今回の調査で使った資料

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