ページの先頭です。
本文へジャンプする。
ここから本文です。

調べ物案内

調査団報告書No.60

調査内容

名古屋で節分の日に、もちまわりでおこなわれる有名な豆まき会があるとききました。平成30年(2018年)はどこでしたか?

調査手順

節分会(せつぶんえ)ですね。名古屋で有名なのは大須観音の節分会ですが、もちまわりではないし...。『新修名古屋市史 第九巻民俗編』に"節分"や"節分会"の項目がありますよ。ああ「尾張四観音(おわりしかんのん)」のことですね。名古屋開府よりも古くからこの地にある観音を祀った「笠寺観音(かさでらかんのん)」「荒子(あらこ)観音」「甚目寺(じもくじ)観音」「龍泉寺(りゅうせんじ)観音」の4つのお寺は、江戸時代から「尾張四観音」といわれて多くの参拝者を集めていますが、節分の日には、名古屋城下の四方にある「尾張四観音」のうち、名古屋城(大須観音を中心恵方とする説もあり。)から見たその年の恵方(えほう)のお寺の節分会が、特に盛大に行われるとのことです。『暦の百科事典』『暦の大事典』を見てみると、"恵方"というのは、簡単に言うとその年のめでたい方角で、その年の"十干(じっかん)"で決まるようですね。平成30年の"十干"は『21世紀暦』で確認できました。

調査結果

解決スタンプ

平成30年の十干は'戊'なので、南南東にある笠寺観音でした。恵方の方角は、笠寺・龍泉寺・荒子・笠寺・甚目寺の順番で、5年で一巡するようですよ。

今回の調査で使った資料

pdfダウンロード

get adobe reader
PDF形式のファイルを閲覧するにはAdobe Reader(無料)が必要です。
※AcrobatReader5.0以上を推奨しています。

▲ページトップへ