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調べ物案内

調査団報告書No.140

調査内容

昔、名古屋駅の西口にあった、待ち合わせに使われていた壁画について知りたい

調査手順

郷土コーナーにある「名古屋駅」関連の書籍をあたります。すると、『名古屋駅八十年史』p.143に「-東京芸大講師矢橋六郎氏が昭和39年7月から、25人の助手と力を合わせ、3カ月がかりで完成したもので-」とあり、作者は矢橋(やばし)六郎と判明します。壁画の題名は同書では「日月と新幹線」となっていましたが、人名辞典や後述の画集などによると「日月と東海の四季」となっています。
絵柄は『名古屋駅八十年史』p.143にはモノクロで、『鉄道と街・名古屋駅』p.11にはカラーで掲載されていますが、大きいもの、かつ駅の構造ゆえか柱越しの写真しかありません。『国鉄名古屋駅百年史』p.131には柱をよけた写真がありますが、モノクロで小さい写真です。愛知県図書館所蔵の矢橋氏の画集『街角に華咲くモダン』p.138-139にモノクロの全体写真と太陽の部分と月の部分のカラー写真が掲載されています。

ちなみに中日新聞の記事によりますと、1984年に地下鉄6号線(現在の桜通線)の建設工事にあわせた駅の改修により壁画は撤去されましたが、国鉄とは元に戻す約束があったとのことで、撤去された壁画は倉庫に保管されたそうです。しかし壁画は戻ることなく、現在は・・・となっています。

調査結果

解決スタンプ

矢橋六郎氏の『日月と東海の四季』です。現在は現物を見ることはできません。

今回の調査で使った資料

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