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南区にある笠寺観音に宮本武蔵の碑があったんだけど、宮本武蔵って南区で何してたの？

南区のことであれば、まずは『南区の歴史』をみてみましょう。内容を確認すると「宮本武蔵碑」という項目がありました。どうやらこの碑は、孫弟子の左右田邦俊の子孫門弟達が宮本武蔵の百年忌に建立したそうです。
その他南区の歴史について書かれた資料『郷土史』によると、佐々木巌流を追って東海道を西上していた宮本武蔵は、笠寺観音を参拝した際に待ち伏せをしていた佐々木巌流に銃で撃たれてしまいました。怪我を負った宮本武蔵は、追撃を避けるため　倒れたまま立ち上がらず、助けに来た笠寺観音の住職に自分は死んだことにして偽の葬式をしてほしいと頼んだそうです。
その後、傷を癒すために2カ月ほど東光院に留まったそうです。

• 『郷土史』石川丹八郎／著　石川来民造　1983
• 『南区の歴史』三渡俊一郎／著　愛知県郷土資料刊行会　1986
• 『名古屋タイムズ』昭和26年11月29日
• 『真説宮本武蔵』原田夢果史／著　　葦書房　1984

　
• 調査団報告書No.132　 「南区にある笠寺観音に宮本武蔵の碑があったんだけど、宮本武蔵って南区で何してたの？」　＜PDF形式，193KB＞（2023年11月作成）

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