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調べ物案内

調査団報告書No.122

調査内容

守山消防署に立つ消防士の像について由来が知りたい。
像の作者の来歴や、その他の作品も知りたい。

調査手順

消防士の像の写真 守山消防署に立つ
消防士の像

守山消防署の歴史を『消防三十年のあゆみ』で調べると、「消防像」について、「昭和47年4月守山消防署が改築された記念に制作寄贈を受けた」と記述がありました

作者は「彫刻家 後藤白童氏」とあり、彼について資料を探すと『ある彫刻家の記録』に来歴や作品に関する情報の記載がありました。

後藤白童氏は静岡県の出身で、守山に暮らしました。16歳の時に、関東大震災が原因で聴力を失いますが、その後、彫刻家を志します。仏像を中心に数多くの作品を掘り続け、生涯を通じ22回も日展(日本美術展覧会)入選を果たしました。

彼の他の作品には名古屋城前にかつて立っていた樹齢400年の大樹モッコクから彫り出した「モッコクの精」や、愛知県美術館所蔵の「七面鳥」、故郷である静岡県の河津に立つ「曽我兄弟銅像」といった彫刻があります。

調査結果

解決スタンプ

消防士の像は、守山ゆかりの彫刻家によって制作・寄贈された作品でした。

今回の調査で使った資料

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