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調べ物案内

調査団報告書No.8

調査内容

東山動物園で飼育されているゴリラが、ショーをしていたって聞いたけどほんと?

調査手順

動物園で飼育されている動物がショーをするなんて...と思いながら、書棚にあった『東山動物園公認ガイドブック』の「東山動物園の主な歴史」のページを見てみる。あった!本当だ!「昭和34年にアフリカからゴリラ3頭が来園。後にゴリラショーが人気を集める」とある。『東山動物園日記』p16~18には当時の記録がまとめられている。来園から半年後にインフルエンザにかかったゴリラたち。飼育員の浅井力三さんは何とか薬を飲ませようと訓練した。ゴリラの芸はここから始まったといえるのだそうだ。
ゴリラを育て長生きさせるために、規則正しい日常生活を習慣づけようとしての訓練で、飼育者への信頼と服従をしっかり覚えこませるためだったのだ。浅井さんは、「芸はおまけみたいなものだった」と回想している。『ゴリラを育てる』には、当時のカラー写真もあり、昭和34年9月から42年1月までの飼育日誌から抜粋した「成長の記録」の記載もある。

調査結果

解決スタンプ

昭和34年、東山動物園にアフリカからやってきた3頭のゴリラ、「ゴン太」「オキ」「プッピー」は、ショーをしていた。ラッパを吹いたり、モンキーダンスをしたり18種類の芸を覚えたそうだ。来園した時は1~2歳だったゴリラも大きくなるにつれ乱暴になり、昭和43年6月にショーは中止となった。
おまけ:平成22年12月30日に、「オキ」が老衰のため53歳で亡くなった。 浅井さんの願いどおり、とても長生きだった。
おまけ2:子ども向けの本で『ゴリラのボスになった力三さん』も読んでみて。

今回の調査で使った資料

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