展示期間:2026年7月18日(土曜日)から10月15日(木曜日)
博物館ができるまでの歴史は、寺社での秘仏や宝物の開帳、本草学者たちによる本草会や薬品会、物産を陳列する博覧会などなど、人々の「見たい!」「知りたい!」という好奇心をくすぐり、それを力に発展してきました。
本展示では、名古屋で開催された開帳や本草会、博覧会、そして名古屋市博物館の歴史を"わくわく"視点でお伝えします。
今は、リニューアル改修のため休館中の名古屋市博物館。
グランドオープンは令和10(2028)年4月15日とまだ先ですが、令和8(2026)年9月5日から11月1日まで期間限定でプレオープンします!!
名古屋の好奇心史をたどりながら、リニューアルする名古屋市博物館に思いを馳せ、みなさんもいっしょにわくわくしてみませんか?
■ 主な展示資料 ■
| No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 請求記号 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 大須開帳参詣案内記 | 高力種信[猿猴庵]/著 | 市5-13 | 高力種信作。大須観音が現岐阜県羽島市の大須から名古屋へ移されてから200年目の文化10(1812)年に、50年ぶりの開帳がありました。燈明が照らす「本堂内陣」の図は色鮮やかに描かれています。運慶作の毘沙門天、弘法大師作の愛染明王など、宝物を観ようと参詣する人々の中には手を引かれる幼子もあり、家族総出で見物しようという賑わいがよく伝わります。 | ||
| 2 | 名陽見聞図会 | 小田切春江/著 | 別0A3-262 | 珍しいものをたくさん集めて展示する「本草会」、初期は本草学者の自宅などで開催されていましたが、だんだんより広い会場で開催するようになりました。朝から夕方まで多くの人がつめかけたと記録されています。こちらの本草会でみんなが見ているのは「白狸」、アルビノのタヌキですね。 | ||
| 3 | 愛知県博覧会独案内 | 小田切春江/編 | 片野東四郎 | 1878 | 市20-2-1 | 名古屋南門前町に官民合同出資でできた博物場を会場に、明治11(1878)年9月15日から11月3日までの50日間開催された愛知県博覧会の案内です。各国の金銀貨、材木味噌醤油、紡績職工活字器械、魚鳥始め、瀬戸の陶器や宮重大根といった尾張三河名物もひとつ残らず陳列していると書かれています。庭には金鯱の姿もあります。 |
| 4 | 新聞クリッピング「S52.7.26 ロダン像いる?いらない?」 | 名古屋市博物館の顔としておなじみロダン作の「考える人」像。7千万もの費用が掛かるとあって、当時の市議会では買う買わぬの大論争が起こりました。3日間にわたる議論の結果、「購入は否決」となったのですが......8月になって事態は一転。なんと老婦人からの1億円の寄付があり、「考える人」像を名古屋の地に迎えることができたのでした。 |

