展示期間:2025年8月6日(水曜日)から9月3日(水曜日)
1945(昭和20)年の第二次世界大戦の終結から80年を迎えます。
瑞穂図書館では戦後80年にちなみ、複数のテーマ展示を実施しています。
第2回は、人類史上初の核兵器が使用され甚大な犠牲をもたらした広島・長崎への原爆投下を取り上げます。
原爆投下により、その年の内だけで、広島で約14万人、長崎で約7万4千人が亡くなりました。
その後も多くの方が亡くなるとともに、被爆者に大きな後遺症をもたらしました。
核兵器の悲劇を繰り返さないために現在の私たちに何が必要なのか、本を参考に、みんなで考えてゆきましょう。
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
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1 | わすれないヒロシマ・ナガサキ 2 | 安斎育郎/文監修 | 新日本出版社 | 2025 | 2107 | 広島・長崎での原爆や現在の核兵器廃絶の動きについてわかりやすく学べる本です。 |
2 | ピカドン | 講談社 | 2003 | 916 | 広島市立己斐(こい)小学校の児童による被爆当時の思い出の記。恐ろしい思いが伝わります。 | |
3 | 長崎旧浦上天主堂1945-58 | 高原至/写真,横手一彦/文,ブライアン・バークガフニ/英訳 | 岩波書店 | 2010 | 2193 | 爆心地から500メートルに位置し、原爆で倒壊した浦上天主堂の被爆後の写真集。著者は長崎生まれで当時20代前半だったカメラマンです。 |
4 | 赤いボタン | 岡本央/写真・文 | 大月書店 | 2023 | 21075 | 3歳の時に長崎で被爆した竹下さんが爆心地で掘り出したボタンや生活品などの遺品。これらを通じて苦しみと平和を考えさせられる写真絵本です。 |