展示期間:2025年6月14日(土曜日)から7月6日(日曜日)
1945(昭和20)年の第二次世界大戦の終結から80年を迎えようとしています。
今年度、当館では戦後80年にちなみ、複数のテーマ展示を実施予定です。
第1回は、戦争末期の約3か月間に非常に厳しい戦闘が行われた結果、
日米両軍および多数の沖縄県民をあわせ20万人以上が命を落とした沖縄戦を取り上げます。
沖縄戦では多くの民間人が動員されましたが、学徒隊と呼ばれた中等学校の生徒も含まれていました。
その中でも、ひめゆり学徒隊など女子生徒は兵士の看護活動にあたり、混乱の中で多くの命が失われました。
過去を知り、現在と未来を考えるため、いろいろな本をご覧ください。
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 沖縄の戦争遺跡 | 吉浜忍/著 | 吉川弘文館 | 2017 | 2199 | 現在に残る多くの戦争遺跡から、沖縄戦の実態を明らかにします。 |
2 | 沖縄戦全記録 | NHKスペシャル取材班/著 | 新日本出版社 | 2016 | 2199 | 戦後70年番組の本。戦争体験者のインタビューを中心に、沖縄の悲劇にせまります。 |
3 | ドキュメント『沖縄戦の図』全14部 | 河邑厚徳/著 | 岩波書店 | 2024 | 7219 | 「原爆の図」で著名な画家は、どのように沖縄戦を描いたのか。ルポルタージュ絵画の誕生過程を探ります。 |
4 | ひめゆりの塔 | 石野径一郎/[著] | 講談社 | 2015 | 9136 | 県立女子師範学校および県立第一高等女学校の女子生徒の「ひめゆり学徒隊」の苦しみを描いた物語です。 |
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