展示期間：2025年5月17日（土曜日）から6月19日（木曜日）

6月は食育月間です。
おいしいものをおいしく食べられることは、当たり前のことではなくうれしくて幸せなことです。
食べることが楽しくなるような、読んでいると思わず食べたくなるような本を集めました。
食のエッセイを中心にしています。ぜひ、気になるものを手にとって味わってみてください。

■　主な展示資料　■

No.	書名	著者名	出版者	出版年	分類	コメント
1	いとしいたべもの	森下典子／著	文藝春秋	2014	59604	『日日是好日』で知られる著者のおいしいものとその思い出がつまったエッセイ集です。初めてのおこずかいを握り締め買いに走ったメロンパン、おばあちゃんの一言から虜になった塩鮭の皮...。食べると甦る記憶がまた心を温めてくれます。著者が初めて挑戦したイラストにもご注目。続篇に『こいしいたべもの』があります。
2	開店休業	吉本隆明／著，ハルノ宵子／追想・画	プレジデント社	2013	9146	思想家、詩人である著者が人生の最後に連載した食エッセイです。単行本化にあたり、娘・ハルノ宵子が追想文を書き下ろしました。見えてくるのは父と子、家族の物語。タイトルを決めた経緯にもストーリーがあります。
3	わるい食べもの	千早茜／著	ホーム社	2018	9146	著者は6歳から10歳くらいまでアフリカのザンビアに住んでいました。食べることはおいしいことだけじゃない。まずいもあれば、トラウマもある。明らかに体に悪い食べ物を食べることもある。おいしいだけじゃない食のエッセイ集です。続編もあります。
4	こぽこぽ、珈琲	湊かなえ／ほか著，星野博美／ほか著	河出書房新社	2022	91468	コーヒーはブラック派？砂糖、ミルクは入れますか？それともウィンナーコーヒーやラム入りコーヒーというものもあります。コーヒーにまつわるエッセイ集です。コーヒーの世界が広がるかもしれません。