展示期間:2024年11月20日(水曜日)から12月1日(日曜日)
戦後から令和まで長きにわたって活躍された詩人・谷川俊太郎さんが11月13日、92歳で亡くなりました。
第一詩集『二十億光年の孤独』を1952年に出版してから70年あまり。
詩作だけでなく、翻訳や絵本の出版などでも活躍された故人を偲び、鶴舞中央図書館2Fカウンター前にてミニ展示を行ないます。
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
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1 | うつむく青年 | 谷川俊太郎/著 | 山梨シルクセンター出版部 | 1971 | 91156 | 合唱曲としても知られる「生きる」を収録した詩集です。新聞や雑誌などに掲載するために書かれた詩や、曲にすることを前提に書かれた詩をまとめて編んでいます。途中には楽譜のページもあり、楽譜挿絵は和田誠が描いています。また装幀・装画は版画家の南桂子が行っています。 |
2 | マザー・グースのうた 第1 | 谷川俊太郎/訳 | 草思社 | 1975 | 931 | マザー・グースとはイギリスで古くからつたわる童話や童謡のようなものです。口伝えで伝承され、イギリスで広く親しまれています。全5編からなるシリーズで177編の詩編をやわらかい日本語で翻訳しています。 |
3 | 詩人なんて呼ばれて | 谷川俊太郎/語り手・詩,尾崎真理子/聞き手・文 | 新潮社 | 2017 | 91152 | 聞き手に文芸評論家の尾崎真理子を迎え、谷川俊太郎が語るインタビューと、尾崎真理子の書いた評伝、谷川俊太郎の詩からなる1冊です。谷川俊太郎の人生の軌跡、創作の源を探ります。 |