展示期間:2024年7月20日(土曜日)から8月31日(土曜日)
子どもの本と侮るなかれ、大人が読んでも楽しめて、役立つ児童書はたくさんあります。今年の夏はコレを読んでみませんか?
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 心をひらいて、音をかんじて | シャノン・ストッカー/文,デヴォン・ホルズワース/絵,中野怜奈/訳 | 光村教育図書 | 2023 | エ | 音楽好きのエヴェリンは、病気で耳がきこえなくなってしまう。中学校で打楽器と出会うと、音を振動として感じることに気づく。そこから不可能と言われたことをなしとげ、世界的打楽器奏者になった。実話。 |
2 | アンナの戦争 | ヘレン・ピーターズ/作,尾崎愛子/訳 | 偕成社 | 2023 | 93 | アンナは12歳。ドイツでのユダヤ人迫害から逃れ、家族と別れてイギリスにわたる。農場にひきとられたアンナは、ある日、納屋にいた兵士が、ドイツのスパイだと気づく。そして農場の子と協力し、兵士の行動を阻止する。 |
3 | 笹森くんのスカート | 神戸遙真/著,みずす/画 | 偕成社 | 2022 | 913 | 2学期初日。爽やかイケメンの笹森くんがスカートを穿いて登校してきた。皆、とまどうが本人は「穿いてみたかったから」とあっさりしている。彼の行動に対する思いを体質や体形、容姿、家庭環境に悩みをもつ四人の生徒の視点+笹森くんの気持ちで描く。 |
4 | 「くうき」が僕らを呑みこむ前に | 山田健太/作,たまむらさちこ/作 | 理論社 | 2023 | 31 | サイレント・マジョリティーとは「静かな多数派」。自分に関係ないことは深く考えず、その場の空気を読んで黙って従う人たちのこと。物事が「空気」で決まってしまっては大変。自分で考えて、意見が言えるようになることはとても大切なことなのだ。 |
5 | 小学生のための絵がぐんとじょうずになる「色」の使いかた・ぬりかたレッスン | 麻布アトリエ/監修 | メイツユニバーサルコンテンツ | 2023 | 72 | 絵をじょうずにかくためには、道具の使いかたをおぼえ、心地よく感じる色どうしの関係を知ろう。色は明るい色から、面積は広いところからぬる。具体的な紹介が多く、この本のとおりの順番でかくと、いい感じの絵がかけるはず。 |