展示期間：2024年4月6日（土曜日）から4月29日（月曜日）

瑞穂図書館では、隣接するパロマ瑞穂スポーツパーク内にある大曲輪貝塚（おおぐるわかいづか）にちなみ、縄文の本を展示・貸出しています。 1941（昭和16）年に国の史跡に指定された大曲輪貝塚は、温暖化のため現代よりも海水面が高かった縄文時代のムラの跡で、大量の貝殻や土器や石器の他、犬と一緒に埋葬されたと推定される人骨も発見されている遺跡です。 現在は、陸上競技場整備のため見学できませんが、将来的には展示施設の設置が計画されています。 大曲輪貝塚は瑞穂区の遺産であるだけでなく貴重な人類遺産です。本や写真を通じて縄文の歴史に思いを巡らせてみましょう。ぜひ瑞穂図書館にお越しください。
※2024年発行のリーフレット『大曲輪貝塚縄文図鑑』（名古屋市教育委員会事務局文化財保護室）を配布しています。
★史跡　大曲輪貝塚の紹介（外部リンク） （名古屋市文化財保護課文化財保存活用担当）

■　主な展示資料　■

No.	書名	著者名	出版者	出版年	分類	コメント
1	みずほ検定　歴史・史跡・地名・産業文化編	瑞穂区役所／編集	名古屋市瑞穂区役所	2012	A25	大曲輪貝塚を始め、瑞穂区の歴史をわかりやすく学べるテキストです。
2	縄文美術館　新版	小川忠博／写真	平凡社	2018	7021	各地で発掘された土器や土偶の写真集を気軽に楽しみましょう。
3	遺跡から調べよう!　1	設楽博己／著	童心社	2013	21	児童向けの縄文図鑑です。全国の遺跡を知ることで縄文時代への興味が引き立てられます。
4	縄文土器・土偶	井口直司／[著]	KADOKAWA	2018	2102	現在から見ると不思議な形の土器や土偶。モノから縄文時代を読み解きましょう。