展示期間:2021年8月21日(土曜日)から9月16日(木曜日)
今を懸命に生きる十代の若者たち。そんな若者たちを描いた本を読むと、その国の文化や社会問題を知ることができます。
ティーンズ向きの文学とノンフィクションを集めてみました。
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
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1 | 夢へ翔けて 戦争孤児から世界的バレリーナへ! | ミケーラ・デプリンス/著, エレーン・デプリンス/共著, 田中奈津子/訳 |
ポプラ社 | 2015 | 289 | 戦乱のシエラレオネで孤児となった幼い少女は、偶然目にした写真から、バレエを踊りたいという強い夢を持つ。命がけの国境越えの後、アメリカの養父母に迎えられ、新しい人生を歩み始めた少女は、数々の困難を乗り越え、才能を開花させた。 |
2 | さよなら、スパイダーマン! | アナベル・ピッチャー/著, 中野怜奈/訳 |
偕成社 | 2017 | 93 | イスラム教徒によるテロにまきこまれ、姉のローズが死んでから、ジェイミーの家族はばらばらになってしまった。10歳になったジェイミーに、引っ越し先の学校で、はじめてともだちができた。それはイスラム教徒の女の子、スーニャだった。 |
3 | ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ | アンジー・トーマス/作, 服部理佳/訳 |
岩崎書店 | 2018 | 93 | 黒人の少年が警官に殺される事件は後を絶たない。怒りの抗議デモは、暴動と化していく。真実を語るのには危険を伴い、簡単な事ではないのだが、ただ一人の目撃者として少女は語り始める。 |