展示期間:2021年8月21日(土曜日)から9月16日(木曜日)
立秋も過ぎたとはいえ、まだまだ暑い日が続きます。
そんな寝苦しい夜のおともに、あなたの背すじをぞぉ~っと冷やしてくれる一冊はいかがでしょうか。
ひとくちにこわい本といってもいろいろあります。
ハラハラドキドキのあまり、本を取り落としそうになったり、美しくも悲惨な物語に涙したり、人の心の深淵に茫然としたり、しばしの別世界をお楽しみください。
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 黒い家 | 貴志祐介/著 | 角川書店 | 1997 | 9136 | 平凡な保険調査員が引き込まれた悪夢。どんな幽霊よりモンスターより怖いのは生きた人間だということを思い知らされます。 |
2 | 怪奇日和 | ジョー ヒル/著 | ハーパーコリンズ・ジャパン | 2019 | 9337 | モダンホラーの名手による中編集。哀しくもファンタジックな愛の物語から世界の終末まで。 |
3 | 驚異と怪異 想像界の生きものたち | 国立民族学博物館/監修 山中由里子/編著 | 河出書房新社 | 2015 | 388 | 「想像もつかないものは想像できない」。古来より人類は回りの自然を観察することで空や海、森に多くの不思議なものを存在させてきました。人類の想像力の生物多様性や如何に。 |