展示期間:2021年7月30日(金曜日)から8月13日(金曜日)
2021年7月23日に逝去されたノーベル賞物理学者 益川敏英さんに関連する図書を展示しています。
名古屋市出身の益川さんは小さい頃、鶴舞中央図書館を利用されており、名古屋市図書館90周年記念事業の際には講演をしていただくなど当館と関わりの深い方でした。
記念事業の際に使用したパネルや、その際頂いた色紙を益川さんの著書などとあわせて展示しています。
色紙のメッセージ「本の向うには知らない世界が有る」のとおり、今回の展示で益川さんのこれまでの活動や人柄を知っていただければと思います。
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
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1 | 学問、楽しくなくちゃ | 益川敏英/著 | 新日本出版社 | 2009 | 407 | これまでの講演や雑誌で語られた益川さん流学問との付き合い方が紹介されています。 |
2 | いま、もう一つの素粒子論入門 | 益川敏英/著 | 丸善 | 1998 | 429 | 益川さんの研究分野である素粒子論について、要点がコンパクトにまとめられています。 |
3 | 僕はこうして科学者になった | 益川敏英/著 | 文藝春秋 | 2016 | 2891 | 自身初の自伝で、ノーベル物理学賞受賞記念講演も収録されています。 |