展示期間:2020年7月18日(土曜日)~8月20日(木曜日)
今年は名女優高峰秀子の没後10年にあたります。高峰秀子は、5歳で子役としてデビューしてから、昭和の日本を代表する大女優になりましたが、55歳で女優を引退してからはエッセイストとして活躍しました。子役生活のため、小学校も十分に通えなかった秀子は、どのようにして教養を蓄えていったのでしょうか。南図書館では、名子役から映画女優、エッセイストと時代を駆け抜けていった高峰秀子の魅力を伝える関連図書を展示します。どうぞ、お楽しみください。
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
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1 | わたしの渡世日記 上・下 | 高峰秀子/著 | 文芸春秋 | 1998 | 7782 | 高峰秀子の波瀾の半生を描いた傑作自叙エッセイ。昭和前半の日本の映画史をたどることもできます。 |
2 | 高峰秀子が愛した男 | 斎藤明美/著 | 河出書房新社 | 2017 | 7782 | 大女優が30歳の時に夫に選んだのは、当時名もなく貧しい青年松山善三でした。高峰が心の底から愛した生涯でただ一人の男です。 |
3 | にんげん蚤の市 | 高峰秀子/著 | 新潮社 | 2013 | 9146 | 三船敏郎、梅原龍三郎、司馬遼太郎等、著者ととっておきの人たちとのかけがえのない思い出を綴ったエッセイです。 |