ページの先頭です。
本文へジャンプする。
ここから本文です。

お知らせ

本の展示

千種図書館 「三国志の世界と中国文化」≪展示期間:8月17日(土)~9月19日(木)≫

2019年8月21日

展示期間:2019年8月17日(土曜日)~9月19日(木曜日)

展示の様子(千種図書館 「三国志の世界と中国文化」)

2階展示コーナーで展示しています

1979年に日中文化交流協定が発効されてから40年になる今年、7月9日(火曜日)から9月16日(月曜日)まで東京国立博物館で特別展「三国志」(外部リンク)が開催されています。
三国志とは2世紀末から戦乱が続く中国を舞台に、魏・呉・蜀(蜀漢)を始めとする国々の興亡や人々の生き様を描いた歴史書であり物語です。日本でも数多くの小説、漫画、ゲーム、人形劇、映画、アニメになり、今もなお新しい物語が生まれています。
千種図書館でも、日中文化交流協定締結40周年を記念して、三国志や中国文化に関する資料を集めました。この機会に様々な三国志の世界や中国文化の資料に出会い、悠久の大陸に想いを馳せてください。

■ 主な展示資料 ■

No. 書名 著者名 出版者 出版年 分類 コメント
1 曹操高陵の発見とその意義 三国志 魏の世界 愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター/編,白雲翔/[ほか著] 汲古書院 2011 222042 東京国立博物館の「特別展 三国志」でも多くの出土品が陳列されている魏王曹操の墓。この本は中国の担当者たちが日本で初めて発掘報告をしたシンポジウムの講演録。墓の埋葬者を曹操とする判断や盗掘がからむ発見の経緯も興味深い。
2 呉書三国志 1 斉藤洋/作,モンキー・パンチ/絵 講談社 1990 913 将として乱世に立ち上がった父、王と呼ばれた兄、帝になる弟。志を継いで呉の国をつくった孫一族からみた三国志。児童書にしてはハードボイルドな描写が多いが、モンキー・パンチの劇画調挿絵とマッチしている。
3 日本の詩歌 第2 土井晩翠 薄田泣菫 蒲原有明 三木露風   中央公論社 1969 911 病に侵されながらも、圧倒的な魏軍と対峙する蜀漢の丞相(帝を補佐する宰相)、諸葛亮。その陣中と生涯を叙事的に描いた詩「星落秋風五丈原」を収録。作者は「荒城の月」を作詞した土井晩翠。
4 図書館のプロが教える〈調べるコツ〉 誰でも使えるレファレンス・サービス事例集 浅野高史/著,かながわレファレンス探検隊/著 柏書房 2006 0152 「張飛や関羽はどんな料理を食べていたのか?」という調査を司書はどのようにアプローチするのか。図書館で調べ物のお手伝い事例を読み物風に紹介。
5 中国文化伝来事典 寺尾善雄/著 河出書房新社 1999 2101822 中国より伝わり、日本化した様々な事象、文物の変遷をまとめた事典。衣食住・風習・制度・芸術・学問など日本と中国の文化を比較することで、古来より続く両国の豊かな関係が見えてくる。

▲ページトップへ