本の展示
千種図書館 「国芳一門と猫」≪展示期間:2月16日(土)~3月14日(木)≫
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2019年2月21日
展示期間:2019年2月16日(土曜日)~3月14日(木曜日)
名古屋市博物館の特別展「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」-名古屋市博物館ホームページ(外部リンク)【開催期間:平成31年2月23日(土曜日)~4月7日(日曜日)】の開催と2月22日の「猫の日」を記念して、千種図書館では浮世絵師・歌川国芳一門関連資料や様々な猫についての本を集めてみました。
幕末から明治にかけての浮世絵界で大いに活躍した歌川国芳とその一門。壮絶な武者絵や奇抜な戯画など多彩な作品群の中に、猫の絵も数多く手がけています。
1987年に公募して選定された「猫の日」。「9000通の応募の中からほぼ30%を占めたのが、「2」が三つで「ニャン、ニャン、ニャン」と猫の鳴き声の語呂合わせをした2月22日だった。」そうです。(『記念日・祝日の事典』東京堂出版より)
図書館資料で浮世絵ならびに猫の世界をご堪能ください。
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
1 | ひらひら 国芳一門浮世譚 | 岡田屋鉄蔵/著 | 太田出版 | 2011 | C | 入水自殺を図ろうとした侍は、浮世絵師・歌川国芳に拾われる。弟子になり画才を伸ばす男の明らかになる悲しい過去。江戸の粋と国芳一門の人情が堪能できるコミックス。 |
2 | おもちゃ絵芳藤 | 谷津矢車/著 | 文藝春秋 | 2017 | 9136 | 国芳一門の兄弟子ながら回ってくる仕事は子ども向けの浮世絵「おもちゃ絵」ばかりの歌川芳藤。幕末から明治と移ろう世に、彼の目を通して描かれる芳年(月岡芳年)、幾次郎(落合芳幾)、狂斎(河鍋暁斎)ら国芳の弟子たちの生き様。 |
3 | いつだって猫展 | 名古屋市博物館/編集 | 「いつだって猫展」実行委員会 | 2015 | 7218 | 江戸・明治の猫ブームを浮世絵や土人形などで紹介した名古屋市博物館特別展「いつだって猫展」(2015年4月25日~6月7日)の図録。猫ブームの立役者として歌川国芳や弟子たちの作品も数多く掲載されている。 |
4 | 猫を愛する人のための猫絵本ガイド | さわださちこ/編著 | 講談社 | 2010 | 01953 | 「美しすぎる猫」「友だちになりたい猫」等、猫に関する絵本をテーマごとにまとめたガイドブック。絵本の他にも写真集、文学作品、猫と暮らすのに役立つ本なども紹介。猫愛たっぷりのコラムや猫好きの絵本作家さんへのインタビューも楽しい。 |
5 | 野良猫の拾い方 | 東京キャットガーディアン/監修 | 大泉書店 | 2018 | 6457 | 野良猫をわが家の猫として迎えたい方にぴったりの本。捕まえ方や必要な医療ケア、子猫のお世話の仕方、馴らし方などを具体的かつ詳細に記述。野良猫が増えすぎることでの社会問題や猫にとっての幸せについてもいろいろ考えさせられる。 |