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お知らせ

本の展示

緑図書館 「緑区の歴史を探る【2】松尾芭蕉~鳴海尾張との関係を中心として」≪展示期間:11月19日(土)~12月15日(木)≫

2016年11月20日

展示期間:2016年11月19日(土曜日)~12月15日(木曜日)

緑図書館 「緑区の歴史を探る【2】松尾芭蕉~鳴海尾張との関係を中心として」

俳人・松尾芭蕉は尾張と深い関わりを持ち、蕉風(芭蕉の俳風)の確立の地は、現在の名古屋にあります。緑区の鳴海には何度も来訪し、土地の俳人と交流し俳諧をよんだ記録があり、また、芭蕉ゆかりの遺跡も残されています。緑区の歴史を探る展示の2回めは、この地の関わりを中心とした松尾芭蕉の本を集めてみました。
また、松尾芭蕉を深く尊敬し、当時廃れていた蕉風の復興をめざした与謝野蕪村は、今年(2016年)生誕300年をむかえます。尾張の俳人とも交流があった彼の本もあわせて展示します。題して「緑区の歴史を探る【2】 松尾芭蕉~鳴海尾張との関係を中心として 付・与謝蕪村生誕300年を記念して~蕉風の復興と尾張の俳人との交流」です。

■ 主な展示資料 ■

No. 書名 著者名 出版者 出版年 分類 コメント
1 芭蕉 広がる世界、深まる心,名古屋市博物館開館35周年記念特別展 「芭蕉展」実行委員会/編集,名古屋市博物館/編集,中日新聞社/編集 「芭蕉展」実行委員会 2012 91132 名古屋市博物館での展覧会の図録。図版中心でこの地方の芭蕉との関わりについて大略を知ることができます。見ていて楽しい本です。
2 尾張の俳諧 寺島初美/著 愛知県郷土資料刊行会 1987 A913 芭蕉はじめ蕪村らと交流のあった久村暁台、井上士朗の記述もあります。
3 芭蕉連句集 松尾芭蕉/著 岩波書店 1975 91137 名古屋や鳴海の俳人とまいた歌仙を収めています。
4 新日本古典文学大系73 天明俳諧集 山下一海/[ほか]校注 岩波書店 1998 918 久村暁台、井上士朗らの歌仙「秋の日」を収めています。
5 完本風狂始末 芭蕉連句評釈 安東次男/著 筑摩書房 2005 91132 評釈は幸田露伴から多数出ていますが、こちらは現代詩人のもの。海図を持って航海に出るように、評釈を片手に持つと連句の読みが広がります。
6 与謝蕪村 郷愁の詩人 萩原朔太郎/著 岩波書店 1988 91134 蕪村の句の評釈本は、正岡子規以降、数多くありますが、ここでは変わり種を紹介します。

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