本の展示
生誕200年 ミニ展示「河竹 黙阿弥」 ―中川図書館― ≪展示期間:4月16日(土)~6月3日(金)≫
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2016年4月20日
展示期間:2016年4月16日(土)~6月3日(金)
「こいつぁ春から縁起がいい」「知らざぁ言って聞かせやしょう」など、心に響く七五調の名ゼリフを後世に残した河竹黙阿弥(1816~1893)。幕末から明治にかけて多くの歌舞伎狂言の名作を書き、坪内逍遥から「日本の沙王(シェイクスピア)」と賞賛されました。今年は黙阿弥生誕200年に当たります。そこで、黙阿弥の本を集めました。
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
1 | 黙阿弥オペラ | 井上ひさし/著 | 新潮社 | 1998 | 9126 | 戯曲。そばや「仁八」の女主人3代と、店に集う客の物語。座元に頼まれたオペラ制作に悩む河竹新七(黙阿弥)も客の1人。明治という時代が見える。 |
2 | 黙阿弥 | 河竹登志夫/著 | 文芸春秋 | 1993 | 9126 | 黙阿弥の孫登志夫氏が6つのテーマで黙阿弥を解説。「黙」の字の由来について従来の定説を覆す等、黙阿弥を知るには必読の書。 |
3 | 河竹黙阿弥 元のもくあみとならん | 今尾哲也/著 | ミネルヴァ書房 | 2009 | 9125 | 黙阿弥の出生から死までを綴る伝記。豊富な図と詳細な年表、索引付。 |
4 | 名作歌舞伎全集10 名作歌舞伎全集11 名作歌舞伎全集12 名作歌舞伎全集23 |
東京創元社 | 1968 1969 1970 1971 |
9125 | 歌舞伎の脚本集の決定版として広く支持されてきたもの。黙阿弥集だけで4巻ある。 |