本の展示
バック トウ ザ 2005~愛知万博10周年~ ―富田図書館― ≪展示期間:3月7日(土)~4月16日(木)≫
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2015年3月18日
展示期間:2015年3月7日(土曜日)~4月16日(木曜日)
『自然の叡智』をテーマにした愛・地球博(愛知万博)が開催されたのは、今から10年前の西暦2005年です。185日間でのべ2,204万人の人々が訪れました。万博にともない、中部国際空港(セントレア)が開港し、リニアモーターカー東部丘陵線(リニモ)の営業運転も開始されました。現在、長久手会場は「モリコロパーク」として生まれ変わり、万博の剰余金は「あいちモリコロ基金」として、市民活動や社会貢献活動に還元されています。
富田図書館では、愛知万博10周年を記念して、愛知万博関連資料や2005年のベストセラー、話題になった本、当時の世相に関する本などを集めました。(愛知万博の長久手会場、瀬戸会場のように、展示コーナーを万博イメージキャラクターにちなみ、モリゾー会場、キッコロ会場として2か所設けました。)10年前を顧みることで、現在と未来を豊かに生きるヒントになりますと幸いです。
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント | 展示の様子 |
1 | 私の愛した地球博 | 加藤晴明/編 | リベルタ出版 | 2006 | A60 | 楽しさ、感動から不満、批判まで愛知万博を体験した人々にはそれぞれの物語があります。リピーター、スタッフ、市民団体、ボランティア、仕掛け人、研究者など様々な立場の方が語る自分たちの愛知万博。 | ![]() キッコロ会場 |
2 | 万博幻想 | 吉見俊哉/著 | 筑摩書房 | 2005 | 6069 | 国家、政治を通して浮き彫りにする戦後の博覧会の役割。本書の刊行が開幕直前のため、愛知万博全体の総括はありませんが、反対運動など開幕までの紆余曲折がまとまっています。 | |
3 | 名古屋式。 | 雷門獅篭/著 | マガジンハウス | 2005 | A30 | 立川流を破門になった漫画家兼落語家が、流れ着いた名古屋でみたものは・・・。1コマや4コママンガでつづる愛知万博当時の笑える名古屋事情。 | ![]() モリゾー会場 |
4 | 自分史を書くための戦後史年表 | 朝日新聞社 | 2007 | 2107 | 1926(昭和元)年から2006(平成18)年までの1年間の出来事を見開き2ページで紹介。話題になった本や流行歌、ファッションなどの項目は、自分史を書かない人も、当時の記憶が呼び覚まされて楽しめます。 |