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世界大戦(第二次) 日中戦争(1937〜1945) 太平洋戦争(1941〜1945)
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
| 請求記号 |
2097/00268/ |
| 書名 |
グレーゾーンと帝国 歴史修正主義を乗り越える生の営み |
| 並列書名 |
La zona grigia e Imperi |
| 著者名 |
高綱博文/編
門間卓也/編
関智英/編
|
| 出版者 |
勉誠社
|
| 出版年月 |
2023.3 |
| ページ数 |
11,518p |
| 大きさ |
22cm |
| ISBN |
978-4-585-32027-2 |
| 分類 |
20974
|
| 一般件名 |
世界大戦(第二次)
日中戦争(1937〜1945)
太平洋戦争(1941〜1945)
|
| 書誌種別 |
一般和書 |
| 内容紹介 |
第二次大戦期の日独「帝国」下に現れた統治空間に新視角から注目し、「協力者」の実像解明に取り組む。戦時社会を基底から問い直し、意図的な歴史の忘却と「修正」に対峙する、西洋史と東洋史の垣根を超えた共同研究の成果。 |
| 書誌・年譜・年表 |
年表:p503〜513 |
| タイトルコード |
1002310000842 |
| 要旨 |
「抵抗」と「協力」のはざまで揺れる人々。戦時下の欧亜を照射する、比較歴史学の挑戦。“加害/被害”の二分法で捉えられない人びとの姿を「グレーゾーン(灰色の領域)」と呼んだアウシュヴィッツの生存者である作家プリーモ・レーヴィ。その思想に触発され、第二次大戦期の日独「帝国」下に現れた統治空間を新視角から注目し、「協力者」の実像解明に取り組む歴史学の新たな潮流。戦時社会を基底から問い直すことで、意図的な歴史の忘却と「修正」に対峙する、西洋史と東洋史の垣根を超えた共同研究の成果。 |
| 目次 |
第1部 「グレーゾーン」のパラダイム―概念と方法(「グレーゾーン」概念の諸系譜 プリーモ・レーヴィの「グレーゾーン」について―歴史研究における概念化に向けて ナチ体制下でのユダヤ人協力者をめぐって―プリーモ・レーヴィの「グレーゾーン」を中心に 日本占領下上海文化の「グレーゾーン」をどう考えるか) 第2部 大戦期欧州における対独協力とグレーゾーンの諸相―国民国家の崩壊と新たな政治空間の出現(ナチ占領下フランスのグレーゾーン―ムーニエとミッテラン 第二次世界大戦期におけるリトアニア人行動主義戦線(LAF)の対独協力 「クロアチア独立国」に囚われたウスタシャの知識人たち) 第3部 帝国日本の占領と中国・東南アジアのグレーゾーン―既存秩序の動揺と変化(日中友好の「グレーゾーン」―戦時下の内山完造 上海文壇から見る「グレーゾーン」―日本占領下における楊之華の文学活動 中国青年党の対日協力―日中戦争下のグレーゾーン) |
| 著者情報 |
髙綱 博文 日本大学名誉教授。博士(文学)。専門は中国近現代史、日中関係史、上海史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 門間 卓也 日本学術振興会特別研究員PD。博士(学術)。専門はユーゴスラヴィア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 関 智英 津田塾大学学芸学部准教授。博士(文学)。専門は中国近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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