蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
フローベール文学と<現代性>の行方
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著者名 |
松澤和宏/編
小倉孝誠/編
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出版者 |
水声社
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出版年月 |
2021.10 |
請求記号 |
9502/00346/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210937777 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
9502/00346/ |
書名 |
フローベール文学と<現代性>の行方 |
著者名 |
松澤和宏/編
小倉孝誠/編
|
出版者 |
水声社
|
出版年月 |
2021.10 |
ページ数 |
399p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-8010-0602-7 |
分類 |
950268
|
個人件名 |
Flaubert,Gustave
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
現代文学の端緒を開いたフローベール。同時代への徹底した不信から文学への信を鍛え上げた作家の作品世界は、常に現代作家を虜にしてきた。同時代を鋭く見抜き「未来の読者」を待望するフローベールに19のアプローチで迫る。 |
書誌・年譜・年表 |
文献:p381〜396 |
タイトルコード |
1002110064225 |
要旨 |
現代文学の端緒を開いたフローベール。同時代への徹底した不信から文学への信を鍛え上げた作家の彫心鏤骨の作品世界は、膨大な書簡や草稿とともに、常に現代作家を虜にし、文字批評・研究の試金石となってきた。同時代を鋭く見抜き、未来の読者を待望するフローベールへ、既成の作家像を超えて迫る19のアプローチ!生誕200年記念! |
目次 |
第1部 フローベール文学の多層性(詩人の傲慢から芸術家の平静へ―初期作品と『聖アントワーヌの誘惑』の七つの大罪をめぐって シャルルの変貌をめぐって―『ボヴァリー夫人』における愛と赦しとアイロニー 『ボヴァリー夫人』におけるルソーの影響―威光と愚かさのはざまで 『ボヴァリー夫人』における継続的反復と十九世紀初頭の思想 分有されたヴィジョン―『サラムボー』の描写について 『感情教育』と第二帝政 フィギュールとしての二月革命 民主主義のなかの小説家 フローベールの反目的論 『ブヴァールとペキュシェ』における教育施設の夢 補論 『純な心』のフェリシテとオバン夫人) 第2部 フローベールと十九世紀作家(仮借なき戦争の物語―ポリュビオス、ミシュレ、フローベールをめぐって フローベールからバルザックへ―ジャーナリズムの問題を中心に フローベールとユゴー―シンフォニーを求めて フローベールとゴングール兄弟―第二帝政期の文壇生成をめぐって フローベールを語る―一八八〇年代のモーパッサン 補論 『感情教育』とバルザック『現代史の裏面』) 第3部 フローベールと現代文学(バルトとブランショにおけるフローベール的エクリチュール―一九六〇年代以降の理論的言説のなかで 物語の彼方と手前―クノーとペレックにおけるフローベールの遺産 クンデラのフローベール) |
内容細目表:
-
1 フローベール、十九世紀、そして「未来の読者」
13-28
-
松澤和宏/著
-
2 詩人の傲慢から芸術家の平静へ
初期作品と『聖アントワーヌの誘惑』の七つの大罪をめぐって
31-46
-
中島太郎/著
-
3 シャルルの変貌をめぐって
『ボヴァリー夫人』における愛と赦しとアイロニー
47-63
-
松澤和宏/著
-
4 『ボヴァリー夫人』におけるルソーの影響
威光と愚かさのはざまで
65-80
-
中野茂/著
-
5 『ボヴァリー夫人』における継続的反復と十九世紀初頭の思想
81-97
-
三原智子/著
-
6 分有されたヴィジョン
『サラムボー』の描写について
99-119
-
朝比奈弘治/著
-
7 『感情教育』と第二帝政
121-138
-
小倉孝誠/著
-
8 フィギュールとしての二月革命
139-152
-
橋本知子/著
-
9 民主主義のなかの小説家
153-169
-
菅谷憲興/著
-
10 フローベールの反目的論
171-188
-
山崎敦/著
-
11 『ブヴァールとペキュシェ』における教育施設の夢
189-203
-
和田光昌/著
-
12 『純な心』のフェリシテとオバン夫人
補論
205-207
-
松澤和宏/著
-
13 仮借なき戦争の物語
ポリュビオス、ミシュレ、フローベールをめぐって
211-228
-
真野倫平/著
-
14 フローベールからバルザックへ
ジャーナリズムの問題を中心に
229-243
-
鎌田隆行/著
-
15 フローベールとユゴー
シンフォニーを求めて
245-260
-
木内堯/著
-
16 フローベールとゴンクール兄弟
第二帝政期の文壇生成をめぐって
261-279
-
沖田吉穗/著
-
17 フローベールを語る
一八八〇年代のモーパッサン
281-295
-
足立和彦/著
-
18 『感情教育』とバルザック『現代史の裏面』
補論
297-299
-
松澤和宏/著
-
19 バルトとブランショにおけるフローベール的エクリチュール
一九六〇年代以降の理論的言説のなかで
303-322
-
郷原佳以/著
-
20 物語の彼方と手前
クノーとペレックにおけるフローベールの遺産
323-339
-
塩塚秀一郎/著
-
21 クンデラのフローベール
341-347
-
西永良成/著
-
22 歴史家と社会学者はフローベールをどう読んだか
補論
349-352
-
小倉孝誠/著
-
23 『聖アントワーヌの誘惑』批評史
355-357
-
中島太郎/著
-
24 『ボヴァリー夫人』批評史
358-360
-
木内堯/著
-
25 『サラムボー』批評史
361-363
-
三原智子/著
-
26 『感情教育』批評史
364-366
-
木内堯/著
-
27 『三つの物語』批評史
367-370
-
大橋絵理/著
-
28 『ブヴァールとペキュシェ』批評史
371-374
-
山崎敦/著
-
29 フローベールと映画
375-379
-
橋本知子/著
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