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書誌情報サマリ

書名

カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』を読む　ケアからホロコーストまで 　(水声文庫)

著者名 田尻芳樹／編 三村尚央／編 マーク・カリー／[ほか著]
出版者 水声社
出版年月 2018.9
請求記号 933/20128/

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No. 所蔵館 資料番号 資料種別 配架場所 別置 帯出 状態
1 鶴舞0237437843一般和書２階開架文学・芸術貸出中 

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請求記号 933/20128/
書名 カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』を読む　ケアからホロコーストまで 　(水声文庫)
著者名 田尻芳樹／編 　 三村尚央／編 　 マーク・カリー／[ほか著]
出版者 水声社
出版年月 2018.9
ページ数 305p
大きさ 20cm
シリーズ名 水声文庫
ISBN 978-4-8010-0355-2
分類 9337
一般件名 わたしを離さないで
個人件名 Ishiguro,Kazuo
書誌種別 一般和書
内容紹介 カズオ・イシグロの最高傑作「わたしを離さないで」を徹底的に読み込む最新/最深の成果。海外の代表的な「わたしを離さないで」論5本の翻訳と解題、日本の研究者による論考8本を収録する。
タイトルコード 1001810055090

要旨 クローンをめぐる倫理の問題から、「信用できない語り」などの小説技法、介護問題や「女同士の絆」といった現代的なテーマ、さらには映画やテレビドラマなど翻案作品にまで射程を広げ、作者の最高傑作『わたしを離さないで』だけを徹底的に読み込む最新／最深の成果。
目次 １（生に形態を与える―クローニングと人間についての物語をめぐる期待
気づかいをもって書く―カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』
薄情ではいけない―『わたしを離さないで』における凡庸さと身近なもの
公共の秘密
時間を操作する―『わたしを離さないで』）
２（看る／看られることの不安―高齢者介護小説として読む『わたしを離さないで』
『わたしを離さないで』における女同士の絆
「羨む者たち」の共同体―『わたしを離さないで』における嫉妬、羨望、愛
『わたしを離さないで』に描かれる記憶の記念物の手触りをめぐる考察
『わたしを離さないで』におけるリベラル・ヒューマニズム批判　ほか）
付録　イシグロはどのように書いているか―イシグロのアーカイブ調査から分かること


内容細目表：

1 生に形態を与える   クローニングと人間についての物語をめぐる期待   19-54
マーク・ジャーング／著 井上 博之／訳
2 気づかいをもって書く   カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』   55-88
アン・ホワイトヘッド／著 三村 尚央／訳
3 薄情ではいけない   『わたしを離さないで』における凡庸さと身近なもの   89-115
ブルース・ロビンズ／著 日吉 信貴／訳
4 公共の秘密   116-144
ロバート・イーグルストン／著 金内 亮／訳
5 時間を操作する   わたしを離さないで   145-166
マーク・カリー／著 井上 博之／訳
6 看る/看られることの不安   高齢者介護小説として読む『わたしを離さないで』   169-182
荘中 孝之／著
7 『わたしを離さないで』における女同士の絆   183-196
日吉 信貴／著
8 「羨む者たち」の共同体   『わたしを離さないで』における嫉妬、羨望、愛   197-211
秦 邦生／著
9 『わたしを離さないで』に描かれる記憶の記念物の手触りをめぐる考察   212-227
三村 尚央／著
10 『わたしを離さないで』におけるリベラル・ヒューマニズム批判   228-240
田尻 芳樹／著
11 クローンはなぜ逃げないのか   同時代の人間認識とカズオ・イシグロの人間観   241-255
森川 慎也／著
12 『わたしを離さないで』の暗黙の了解   テレビドラマ、映画、原作を比較して   256-270
武富 利亜／著
13 『わたしを離さないで』を語り継ぐ   翻案作品(アダプテーション)をめぐって   271-288
菅野 素子／著
14 イシグロはどのように書いているか   イシグロのアーカイブ調査から分かること   289-295
三村 尚央／著
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