蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0237120399 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
9124/00041/ |
書名 |
説経 人は神仏に何を託そうとするのか (神戸女子大学古典芸能研究センター叢書) |
著者名 |
神戸女子大学古典芸能研究センター/編
|
出版者 |
和泉書院
|
出版年月 |
2017.3 |
ページ数 |
2,379p |
大きさ |
22cm |
シリーズ名 |
神戸女子大学古典芸能研究センター叢書 |
シリーズ巻次 |
3 |
ISBN |
978-4-7576-0831-3 |
分類 |
9124
|
一般件名 |
説経節
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
中世後期から近世にかけての語り物である「説経」。「さんせう太夫」など説経の作品を分析し、語りの成立過程や語り手を取りまく歴史的・社会的な状況の考察をとおして、その背後にある情念の世界に肉薄する。 |
タイトルコード |
1001710002701 |
要旨 |
闇夜を行く境涯にも、やがて一条の光明が訪れる。「救い救われる」説経の物語は日本人の心情を捉えて離さない。その説経の魅力を生成論の立場から、国文学・歴史学・民俗学・宗教学など多方面の最高の知見を結集し、研究水準を別次元に押し上げた画期的な研究成果。 |
目次 |
序論 語り物としての説経―栄華循環の神仏利生譚 第1章 説経の成立(説教から説経へ―西大寺流律僧の説話世界を軸に 『直談因縁集』所収説話と説経 慶長六年の「操説経興行」と慶長三年の遺跡出土かしらをめぐって 絵画化された説経―絵巻・奈良絵本のさまざま) 第2章 説経作品の諸相―道を行く物語(「かるかや」の物語―「高野巻」と四国の弘法大師伝承との関係 「さんせう太夫」の物語―膚の守の地蔵菩薩と系図の巻物 「をぐり」の物語―十王由来譚 説経正本「松浦長者」の成立) 第3章 説経の周縁(説教者と身分的周縁 『信太妻』という語り物―狐と文殊が託したもの 越前大野城下の座頭と瞽女 真宗寺院における教化の諸相―「絵解」の成立) 付録(翻刻紹介) ドイツ・フランクフルト市立工芸美術館蔵フォーレッチ・コレクションの奈良絵本群について 結語 |
内容細目表:
-
1 語り物としての説経
栄華循環の神仏利生譚
1-10
-
阪口 弘之/著
-
2 説教から説経へ
西大寺流律僧の説話世界を軸に
13-34
-
小林 直樹/著
-
3 『直談因縁集』所収説話と説経
35-54
-
小林 健二/著
-
4 慶長六年の「操説経興行」と慶長三年の遺跡出土かしらをめぐって
55-82
-
加納 克己/著
-
5 絵画化された説経
絵巻・奈良絵本のさまざま
83-99
-
川崎 剛志/著
-
6 「かるかや」の物語
「高野巻」と四国の弘法大師伝承との関係
103-118
-
武田 和昭/著
-
7 「さんせう太夫」の物語
膚の守の地蔵菩薩と系図の巻物
119-141
-
井上 勝志/著
-
8 「をぐり」の物語
十王由来譚
142-156
-
川端 咲子/著
-
9 説経正本「松浦長者」の成立
157-180
-
阪口 弘之/著
-
10 説教者と身分的周縁
183-207
-
塚田 孝/著
-
11 『信太妻』という語り物
狐と文殊が託したもの
208-228
-
林 久美子/著
-
12 越前大野城下の座頭と瞽女
229-242
-
マーレン・A.エーラス/著
-
13 真宗寺院における教化の諸相
「絵解」の成立
243-261
-
沙加戸 弘/著
-
14 ドイツ・フランクフルト市立工芸美術館蔵フォーレッチ・コレクションの奈良絵本群について
265-274
-
ベルント・イォハン・イェッセ/著
-
15 フォーレッチ本「さよひめ」
275-323
-
カティア・トリプレット/著
-
16 『しゆつせ物語』解題・翻刻
324-375
-
粂 汐里/著
前のページへ