蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学 (ちくま新書)
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著者名 |
佐藤卓己/著
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出版者 |
筑摩書房
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出版年月 |
2005.07 |
請求記号 |
3614/00751/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0234703429 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
2 |
瑞穂 | 2931284323 | 一般和書 | 一般開架 | | | 在庫 |
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マス・メディア 太平洋戦争(1941〜1945)
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
3614/00751/ |
書名 |
八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学 (ちくま新書) |
著者名 |
佐藤卓己/著
|
出版者 |
筑摩書房
|
出版年月 |
2005.07 |
ページ数 |
278p |
大きさ |
18cm |
シリーズ名 |
ちくま新書 |
シリーズ巻次 |
544 |
ISBN |
4-480-06244-0 |
分類 |
361453
|
一般件名 |
マス・メディア
太平洋戦争(1941〜1945)
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容注記 |
文献:p271〜278 |
タイトルコード |
1009915026658 |
要旨 |
八月一五日が来るたび、先の戦争のことが語られる。だが、終戦の“世界標準”からすれば、玉音放送のあった「八・一五=終戦」ではなく、ポツダム宣言を受諾した八月一四日か、降伏文書に調印した九月二日が終戦の日である。にもかかわらず、「八・一五=終戦」となっているのは、なぜか。この問いに答えるべく本書は、「玉音写真」、新聞の終戦報道、お盆のラジオ放送、歴史教科書の終戦記述などを取り上げ、「終戦」の記憶がいかにして創られていったかを明らかにする。「先の戦争」とどう向き合うかを問い直す問題作である。 |
目次 |
序章 メディアが創った「終戦」の記憶(「八一五字の八・一五詔書」 セピア色の記憶―『北海道新聞』の玉音写真 八月十五日の九州飛行機工場 「玉音写真」がつむぎだす物語) 第1章 降伏記念日から終戦記念日へ―「断絶」を演出する新聞報道(「終戦」とは何か 勝者と敗者の終戦記念日 創られる記憶 「玉音の記憶」に根差す戦没者追悼式) 第2章 玉音放送の古層―戦前と戦後をつなぐお盆ラジオ(聖霊月と「八月ジャーナリズム」 玉音放送のオーディエンス お盆ラジオの持続低音―甲子園野球と「戦没英霊盂蘭盆会法要」 玉音神話と「全国戦没者追悼式」) 第3章 自明な記憶から曖昧な歴史へ―歴史教科書のメディア学(国定教科書の混乱と検定教科書の成立 「終戦」記述の再編 記憶と歴史の対峙―一九六三年‐一九八一年 歴史家=政治化する記憶‐一九八二年以降 おわりにかえて―戦後世代の「終戦記念日」を!) |
著者情報 |
佐藤 卓己 1960年広島県生まれ。84年、京都大学文学部史学科卒業。87‐89年、ミュンヘン大学近代史研究所留学。89年、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。京都大学博士(文学)。東京大学新聞研究所・社会情報研究所助手、同志社大学文学部助教授、国際日本文化研究センター助教授を経て、京都大学大学院教育学研究科助教授。専攻はメディア史、大衆文化論。著書に『「キング」の時代―国民大衆雑誌の公共性』(岩波書店、2002年、日本出版学会賞受賞、サントリー学芸賞受賞)、『言論統制―情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』(中央公論新社、2004年、吉田茂賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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