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書誌情報サマリ

書名

張形と江戸をんな (新書y)

著者名 田中優子/著
出版者 洋泉社
出版年月 2004.03
請求記号 3847/00075/


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No. 所蔵館 資料番号 資料種別 配架場所 別置 帯出 状態
1 鶴舞0236969622一般和書2階書庫 在庫 

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書誌詳細

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請求記号 3847/00075/
書名 張形と江戸をんな (新書y)
著者名 田中優子/著
出版者 洋泉社
出版年月 2004.03
ページ数 186p
大きさ 18cm
シリーズ名 新書y
シリーズ巻次 107
ISBN 4-89691-804-5
一般注記 「張形」(河出書房新社 1999年刊)の改題改訂
分類 3847
一般件名 性風俗-歴史
書誌種別 一般和書
タイトルコード 1009913082166

要旨 現在の日本人がイメージする「張形」は、男性が女性に対して使う好事家的な性具(バイブレータ)であろう。しかし著者は、そうした意識の背景には女性には欲望はなく受身で、自慰もしないという「西欧近代的な性神話」が影を落としているという。一方、浮世絵春画の世界では、女たちは自らの性欲の解消に張形を積極的に使っている。だがこの世界でも、張形は女性への攻め具に変わっていく。本書は世界的にも稀有な江戸期の張形文化の変遷を、女性の視点で春画の図像・詞書を通じて読み解く性文化論である。
目次 1 欲望の発露(錦の袋にはいった「女の性」
女の性欲と張形文化 ほか)
2 快楽の追及(奥女中の性を描いた『床の置物』
数字をめぐるおかしさ ほか)
3 開放感の伝播(性愛の先進地・上方の張形
京に遅れをとった江戸の張形 ほか)
4 好事家の世界へ(変貌する張形の用途
女のマスターベイションを描く文化 ほか)
著者情報 田中 優子
 1952年横浜市生まれ。法政大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、法政大学社会学部教授。日本近世文化・アジア比較文化専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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