蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210931531 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
1355/00343/ |
書名 |
ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス講義』を読む |
著者名 |
佐藤嘉幸/編
立木康介/編
武田宙也/[ほか]執筆
|
出版者 |
水声社
|
出版年月 |
2021.3 |
ページ数 |
386p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-8010-0556-3 |
分類 |
13557
|
個人件名 |
Foucault,Michel
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
フーコーのコレージュ・ド・フランス講義を、前期・中期・後期に分け、それぞれに固有の問題構成と、三期に通底する問題の相対を、権力理論、(ポスト)マルクス主義、法哲学、倫理学、美学など複数の観点から明らかにする。 |
タイトルコード |
1002110001119 |
要旨 |
瞠目の著作群を著す傍ら、13年にわたって続けられたコレージュ・ド・フランス講義は、人文科学の全域を講究するフーコーの思考のうねりそのものであった。苛烈な知性が遺しためくるめく言説の歴程を前期・中期・後期に分け、各時期の中核的主題を際立たせつつ、フーコー理論の真の骨格を抉出する初の試み! |
目次 |
第1部 前期1―狂気、規範、言語(フーコーにおける「狂気」の言語の問題―後期思想との関連から 禁忌と真実の一致―「異常者たち」とはなにか ほか) 第2部 前期2―権力、国家、階級(国家装置から権力諸装置=配備へ―フーコー『刑罰の理論と制度』、『処罰社会』をめぐって フーコー『刑罰の理論と制度』(一九七一‐一九七二年)アルチュセールの痕跡 ほか) 第3部 中期―統治性、生権力、生政治(階級闘争、労働力、身体の政治―ミシェル・フーコーの著作におけるマルクスのテーマ系 生命的‐主権的複合体―フーコーの人文科学批判の射程 ほか) 第4部 後期―主体性、真理、パレーシア(主体性、批判、真理 規範化される生から規範をつくる生へ―カンギレムと八〇年代のフーコー ほか) |
内容細目表:
-
1 フーコーにおける「狂気」の言語の問題
後期思想との関連から
25-46
-
武田宙也/著
-
2 禁忌と真実の一致
「異常者たち」とはなにか
47-68
-
田中祐理子/著
-
3 脳科学の歴史と精神の科学の歴史をひとつの全体として考える
ミシェル・フーコーの『精神医学の権力』における神経学的身体の出現
69-90
-
エマニュエル・ドリール/著
-
4 国家装置から権力諸装置=配備へ
フーコー『刑罰の理論と制度』、『処罰社会』をめぐって
93-115
-
佐藤嘉幸/著
-
5 フーコー『刑罰の理論と制度』(一九七一-一九七二年)におけるアルチュセールの痕跡
116-122
-
エティエンヌ・バリバール/著
-
6 懲罰社会のその先へ
フーコー『懲罰社会』をめぐる一考察
123-145
-
相澤伸依/著
-
7 人民の回帰?
フーコー戦争論のポテンシャリティ
146-165
-
箱田徹/著
-
8 監獄という新たな前線の出現
166-187
-
ダニエル・ドゥフェール/著
-
9 階級闘争、労働力、身体の政治
ミシェル・フーコーの著作におけるマルクスのテーマ系
191-209
-
サンドロ・メッザードラ/著
-
10 生命的-主権的複合体
フーコーの人文科学批判の射程
210-231
-
藤田公二郎/著
-
11 生政治と予防接種
232-257
-
西迫大祐/著
-
12 生政治批判
258-272
-
マウリツィオ・ラッツァラート/著
-
13 主体性、批判、真理
275-292
-
フィリップ・サボ/著
-
14 規範化される生から規範をつくる生へ
カンギレムと八〇年代のフーコー
293-316
-
坂本尚志/著
-
15 パレーシアと精神分析
317-350
-
立木康介/著
-
16 倒錯者の不確かな肖像
最晩年講義録から『狂気の歴史』を読み直す
351-367
-
久保田泰考/著
-
17 恐れなき発言と抵抗
368-382
-
ジュディス・バトラー/著
前のページへ