蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
袴田事件の謎 取調べ録音テープが語る事実
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著者名 |
浜田寿美男/著
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出版者 |
岩波書店
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出版年月 |
2020.12 |
請求記号 |
3262/00222/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0237836432 | 一般和書 | 1階開架 | | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
3262/00222/ |
書名 |
袴田事件の謎 取調べ録音テープが語る事実 |
著者名 |
浜田寿美男/著
|
出版者 |
岩波書店
|
出版年月 |
2020.12 |
ページ数 |
14,256p |
大きさ |
19cm |
ISBN |
978-4-00-061446-7 |
分類 |
32623
|
一般件名 |
袴田事件
自白
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書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
供述心理学のレジェンドが「袴田事件の謎」を徹底的に解明。開示された取調べ録音テープの綿密な分析を通じて、取調室という刑事司法の闇の奥に光を当て、「虚偽の自白調書」が生まれたからくりを明快に読み解く。 |
タイトルコード |
1002010079006 |
要旨 |
一九六六年の事件発生から半世紀を経て、二三巻もの取調べ録音テープが開示された。犯人に違いないとの確信を手放さない取調官たちは、驚くべき言動を繰り返し、あの手この手で袴田を「自白」に追い込んでいく。そして、裁判所も自白の問題点を見過ごし、死刑判決を下す―。録音テープの綿密な分析を通じて取調室という刑事司法の闇の奥に光を当て、袴田事件の謎を解明する。 |
目次 |
第1章 清水事件と問題の所在―袴田自白をめぐる三つの謎(清水事件の発生と初動捜査 袴田が容疑の線上に上がった理由 袴田の自白過程とそこに浮かび上がる三つの謎 「自白の謎」を解く新たな鍵) 第2章 第一の謎 自白転落の前夜まで―「パジャマの血」の追及で自白に落ちたという謎(取調べ初日(八月一八日) 「パジャマの血」をめぐる取調官の策略 勾留延長後の取調べから自白転落の前夜まで 自白に落ちた九月六日の朝) 第3章 第二の謎 自白に転落したその日―自白の犯行筋書が日替わりで変遷したという謎(偽装された「自白調書の作成順序」 最初の二通の自白調書の作成過程と直後の松本警部の取調べ(正午過ぎまで) 午後からの岩本警部補の取調べ 犯行筋書き1のなかで語られた「犯行動機」「裏木戸の出入り」「甚吉袋と金袋」 松本警部が突きつけた疑問 犯行筋書1から犯行筋書2、犯行筋書3への変遷) 第4章 第三の謎 起訴の直前まで―起訴前の検察調書だけが「証拠」として採用されたという謎(自白転落後の吉村検事の取調べ状況 否認段階の取調べ録音テープで見る吉村検事の取調べ姿勢 警察官の取り調べと吉村検事の取調べとが相互に絡み合っていること) 第5章 袴田自白の謎はなぜ裁判で見過ごされてきたのか(三つの謎の背後にあるもう一つの謎―有罪を前提とした自白判断の危険 自白過程そのものを心理学的に分析することの意味 自白をめぐる経験則の悪弊) |
著者情報 |
浜田 寿美男 1947年香川県小豆島生まれ。1976年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、奈良女子大学名誉教授、立命館大学上席研究員。専門は発達心理学、供述心理学。心理学者として、袴田事件のほか名張毒ぶどう酒事件、狭山事件、甲山事件など多くの冤罪事件の供述分析を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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