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こんなほんあんなほん ティーンズ(中高生)向き 2014年度版

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こんなほんあんなほん ティーンズ(中高生)向き

書名や表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。 〈 〉内は分類をあらわします。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

◆◇ 2014年度版 ◇◆

『わからん薬学事始 1』~ ■
『わからん薬学事始 1』表紙画像

まはら三桃/著 大野八生/装画・本文イラスト
講談社 〈913〉

草多は、久寿理(くすり)島にある久寿理製薬の一人息子。久寿理製薬では、万病に効く薬「気休め丸」を作っているが、その製法を受け継ぐためには修行をしなければならない。そこで、草多は島を出て、和漢学園で薬について学ぶことに...。個性的なメンバーがそろう「わからん荘」に下宿しながら、薬学の知識を習得することができるのだろうか?

『浮いちゃってるよ、バーナビー!』
『浮いちゃってるよ、バーナビー!』表紙画像

ジョン・ボイン/著 オリヴァー・ジェファーズ/画 代田亜香子/訳 金原瑞人/選
作品社 〈933〉

何から何までふつうの家族に生まれたバーナビーは、文字どおり「浮いてしまう」赤ん坊だった。ふつうであることにこだわる両親は、バーナビーを寄宿学校に入れたり、砂袋をしょって歩かせたり。だが、どんなにがんばっても息子が「地に足がつけられない」ことがわかると、恥ずかしさのあまり、おそろしい行動に出る。

『カフェ・デ・キリコ』
『カフェ・デ・キリコ』表紙画像

佐藤まどか/著
講談社 〈913〉

イタリア人の父が事故で亡くなり、中学二年生の霧子(きりこ)はミラノへ移住することになった。父と前後して亡くなった祖父が、霧子にギャラリー・カフェを遺したのだ。お菓子作り以外は頼りない母と、慣れない異国で学校に通いながら、霧子はカフェの経営を始めるが...。

『ことば絵本 明日(あした)のカルタ』
『ことば絵本 明日のカルタ』表紙画像

倉本美津留/著
日本図書センター 〈15〉

【あ】 明日は明るい日。明日の明日はもっと明るい日。だから未来はすごく明るい。
「明日」という、いつも使つかっていることば。「日→月→日」。一日の経過が「明日」のなかに見事に描かれている。そして未来へ進むほど明るくなる。そんな「オモシロ」ことばで作ったカルタ。キミはどのカルタを取る?

『きみの町で』
『きみの町で』表紙画像

重松清/著 ミロコマチコ/絵
朝日出版社 〈F〉

電車で席をゆずってあげたくても体調が悪かったり、ゆずってあげてもお礼の言葉をもらえなかったり...それぞれの「正しさ」は時にすれ違いぶつかり合います。答えのない「正しさ」「きもち」「自由」などをテーマにした物語集に、東日本大震災の被災地を舞台にした「あの町で」を収録。全7冊の「こども哲学」シリーズがもとになっています。

『あたりまえのカラダ』
『あたりまえのカラダ』表紙画像

岡田慎一郎/著 タナカカツキ/装画・挿画
イースト・プレス 〈780〉

ムリして筋トレに励まなくても、キミのカラダには驚異の力が秘められている!その力を出すには、何よりも「良い姿勢」が重要だ。それは学校で習った「気をつけ」ではなく、もっと自然で楽な姿勢なんだ。カラダの構造を解き明かし、最大の力を発揮するための実践が写真と図解で紹介されている。カラダに自信のない男子必見の書!

『マルセロ・イン・ザ・リアルワールド』
『マルセロ・イン・ザ・リアルワールド』表紙画像

フランシスコ・X.ストーク/作 千葉茂樹/訳
岩波書店 〈933〉

マルセロは17歳の夏休みの間、父親の法律事務所で働くことになった。父親のいう「リアルな世界」を経験するために。発達障害をもつ彼は、慣れない仕事や人間関係に戸惑いながらも、先輩のジャスミンと徐々に心を通い合わせていく。そんなある日、マルセロは1枚の写真を見つけ、それをきっかけに事務所と父親の秘密を知ってしまう。

『負けないパティシエガール』
『負けないパティシエガール』表紙画像

ジョーン・バウアー/著 灰島かり/訳
小学館 〈93〉

お菓子作りが好きなフォスターは、自分の料理番組をもつ「パティシエガール」になるのが夢。でもフォスターには識字障がいという秘密があった。有名女優のチャリーナさんにそれを知られてしまうが、読み方を教えてもらえることになる。一歩ずつ前進するフォスター。そして彼女の焼くカップケーキは周囲を幸せにし、町を変えてゆく。

『モッキンバード』
『モッキンバード』表紙画像

キャスリン・アースキン/著 ニキリンコ/訳
明石書店 〈93〉

アスペルガー症候群の少女ケイトリンは、いつも人から変な子と言われてしまう。そんなケイトリンに、どう行動したらいいかやさしく教えてくれるのが兄のデボンだった。そのデボンが死んでしまい、途方にくれるケイトリン。だが、カウンセリングの先生たちと関わるうちに、少しずつ前へ進めるようになっていく。

『誰かに教えたくなるアレの名前
『誰かに教えたくなるアレの名前』表紙画像

別冊宝島編集部/編
宝島社 〈031〉

この本すごい!! 身の回りにある「これってどんな名前だっけ」と考えちゃうようなモノやコトの名前をスパッと教えてくれる。
例えば、「金魚すくいのすくうやつ」、「肉まんの下についているあの紙」、「みちゃダメ!といわれるとみたくなる現象」などなど。
それぞれに名前があるって、この本を読んではじめて知りました。

『綾瀬はるか「戦争」を聞く』
『綾瀬はるか「戦争」を聞く』表紙画像

TBSテレビ『NEWS23』取材班/編
岩波書店 〈2107〉

広島、長崎、沖縄、ハワイ、そして東北。広島県出身の綾瀬はるかさんが、被爆者や戦争体験者のもとを訪ねた。そこで綾瀬さんが聞いたのは、「今回だけ」「よう覚えておいてね」の言葉とともに語られた辛く悲しい戦争の記憶だった。「あなたが美しいのが、とても嬉しいです」と語った被爆者のおばあさん。その言葉の重みを受け止めたい。

『光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島』
『光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島』表紙画像

朽木祥/作
講談社 〈913〉

希未(のぞみ)は夏が来るたび灯籠(とうろう)を見送っている。母が流す二つの灯籠。六年生になったこの夏初めて、そのことを不思議に思った。「あれは誰の?」。
中学生になった希未は美術部に入り、文化祭でヒロシマをテーマに作品をつくることにする。被爆体験を聞いてまわる希未たち。「あの日」のことを、ずっと忘れないで伝えていくために。

『ローズの小さな図書館』
『ローズの小さな図書館』表紙画像

キンバリー・ウィリス・ホルト/作 谷口由美子/訳
徳間書店 〈93〉

家族を支えるために年齢をごまかし、移動図書館の運転手になった14歳のローズ。慣れない運転にとまどいますが、人々に本をすすめる仕事に喜びを感じるようになります。作家になる夢を持ち続けたローズ、ローズの息子、孫、ひ孫と四世代にわたり、本と人との関わりが描かれています。

『ガール・イン・レッド』
『ガール・イン・レッド』表紙画像

ロベルト・インノチェンティ/原案・絵 アーロン・フリッシュ/文 金原瑞人/訳
西村書店 〈エ〉

ソフィアは、赤いフードつきのコートをきて、病気のおばあさんの家まで、森をぬけてひとりで出かけることになった。でも、この森は、コンクリートやレンガでできている都会の森。こわいけどおもしろそうで、騒音と誘惑にあふれている。ソフィアは大丈夫かな。あれ?これってどこかで聞いたお話みたい。

『「あの日」、そしてこれから 東日本大震災2011・3・11』
『「あの日」、そしてこれから』表紙画像

高橋邦典/写真・文
ポプラ社 〈36〉

この本に載っているのは、震災直後に著者が出会った人たちの写真と、その一年後の写真。何も変わっていないようで、何かが変わっている。大丈夫そうに見えて、全然大丈夫じゃない。がれきは撤去されたけれど、次にそこをうめるものは?「前に向かって生きなきゃとは思うけど、どこが前なのかなあ」。被災者の生の言葉が胸に刺さる。

『女子読みのススメ』
『女子読みのススメ』表紙画像

貴戸理恵/著
岩波書店 〈019〉

女性作家が書いた、女性が主人公の小説を、女性の目線で読み解いている本。10代の女の子が日常的に向き合う学校や恋愛をテーマにした小説から、女子として生きることの悩みが浮き彫りになっています。著者の真摯(しんし)な語り口に、思わず紹介されている本を手に取りたくなることうけあいです。

『サリー・ジョーンズの伝説 あるゴリラの数奇な運命』
『サリー・ジョーンズの伝説』表紙画像

ヤコブ・ヴェゲリウス/作 オスターグレン晴子/訳
福音館書店 〈94〉

100年前の嵐の夜、アフリカの熱帯雨林で、ゴリラの女の子サリー・ジョーンズは生まれた。群れの長老から、数々の不幸にみまわれると予言された通り、数奇な運命が彼女を待ち受けていた。多くの出会いと別れ、裏切り、犯罪、冒険そして得た友情。彼女の波乱に満ちた日々が、独特の挿絵とともに描かれる。

『池上彰の憲法入門』
『池上彰の憲法入門』表紙画像

池上彰/著
筑摩書房 〈3231〉

最近ニュースでよく話題になる「憲法」を知りたいなら、まずこの本はいかが?実は私達の暮らしに身近なものであることが、池上さんの解説を聞いているようによく分かります。例えば、授業で習う「憲法前文」には大事なことが書いてあるけれど少しわかりづらい。でも、池上さんが解説すると、こういうことだったのか!とスッキリします。

『さよならを待つふたりのために』
『さよならを待つふたりのために』表紙画像

ジョン・グリーン/作 金原瑞人/訳 竹内茜/訳
岩波書店 〈93〉

16歳のヘイゼルは、がんが肺に転移して、酸素ボンベが欠かせない。病気の体験や気持ちを語り合うサポートグループで、彼女は義足のオーガスタスと出会う。二人は魅かれあい、限られた時間の中で恋をする。相手を想い真剣に向き合うこと、それは傷つけあうこと?それでもいい!自分を傷つける人を選べるのだから。

『紙コップのオリオン』
『紙コップのオリオン』表紙画像

市川朔久子/著
講談社 〈913〉

中学2年の橘(たちばな)論理(ろんり)は、実母と継父、妹の有里(あり)と暮らしている。ある日、学校から帰ると母親が書き置きを残していなくなっていた。
一方、学校では、創立20周年記念行事の実行委員をやることに。行事は、キャンドルで校庭に星座を描くこと。変わっていく生活の中で、論理は自分とまわりの人との「つながり」を考え始める。

『サエズリ図書館のワルツさん 1』~ ■
『サエズリ図書館のワルツさん 1』表紙画像

紅玉いづき/著 sime/[画]
星海社 〈F〉

近未来、電子書籍が主流になり、紙の本は希少で貴重なものになった。博物館に収められ、ケース越しにしか見ることのできない時代。だが、さえずり町にある私立サエズリ図書館では、本を当たり前のように貸出していた。サエズリ図書館の代表であり、特別探索司書であるワルツさんこと、割津(わるつ)唯(ゆい)と本を愛する人々の物語。

『特別授業"死"について話そう』
『特別授業

伊沢正名/[ほか]著
河出書房新社 〈114〉

現在生きている人の中で、死を体験した人は誰もいません。しかし、いつかは全員死を迎えます。「死について学ぶ」=「暗いこと」と思われるかもしれませんが、それは私たちがこれからどのように生きていくかということにつながっていくのです。
18 人の著者が国語や芸術、科学などさまざまな教科の視点から「死」について語ります。

『吹部(すいぶ)!』
『吹部!』表紙画像

赤沢竜也/著
飛鳥新社 〈F〉

「吹部」は吹奏楽部のこと。体力トレーニングもあるし上下関係も厳しいし、はっきり言って体育会系だ。もっとも廃部寸前の都立浅川高校吹部はのんびりしたものだった。ところが謎の教諭、ミタセンがやってきて事態は一転、コンクール出場、全国大会を目指すことに。部員集め、スパルタ練習、顧問の登校拒否(!?)を経て、はたしてその成果は?

『のと』
『のと』表紙画像

梅佳代/著
新潮社 〈748〉

これまでの面白可笑しい梅佳代写真集とは少し違う雰囲気。彼女の故郷である、能登で撮影された何気ない日常の写真たち。私たちでも撮影しそうな身の回りの写真ばかり。でも、じっと見ていると、能登って海や山があっていいところなんだなぁ、とじわじわくる。一度も訪れたことがないのに、なんだか帰りたくなる、そんな気持ちになる一冊。

『世界の美しい透明な生き物』
『世界の美しい透明な生き物』表紙画像

エクスナレッジ 〈460〉

息を呑むような美しさだ。周囲に溶け込むために、鱗(りん)粉のない透明な翅(はね)を持つようになったチョウ。暗闇で生きているため色素が必要ない洞窟ザリガニ。水族館でおなじみの、流氷の天使クリオネ。ページをめくるたびに、植物、昆虫、海洋生物など、さまざまなジャンルの透明な生き物の姿が次々とくりだされる。生命の不思議と神秘にあらためて気づかされる。

『沈黙の殺人者』
『沈黙の殺人者』表紙画像

ダンディ・デイリー・マコール/作 武富博子/訳
評論社 〈93〉

幼い時のある体験以来、兄のジェレミーは話すことをやめてしまった。そんな兄に殺人容疑がかけられた。弁護士も母親さえもが疑う中で、兄の内面の美しさを知る妹のホープだけが無実を証明しようとする。二人の少年が協力者となる一方で、ホープを見張り脅迫する謎の人物も現れる。そして最後に、誰も予想しなかった真実が明らかになる。

『学校では教えてくれない!国語辞典の遊び方』
『学校では教えてくれない!国語辞典の遊び方』表紙画像

サンキュータツオ/著
角川学芸出版 〈8131〉

国語辞典はどれも同じ、1冊あれば十分?でも、目的や編集方針の違いに加え、編集した学者の性格まで反映する辞典は、実はユニークな個性派ぞろい。副委員長的な「集英社」くん、文学青年「新潮」くん、「ベネッセ」くんは実践派。辞書を愛する著者が、辞書の楽しみ方や選び方を面白く語ります。辞書が一気に身近になること間違いなし。

『わたしは目で話します 文字盤で伝える難病ALSのこと そして言葉の力』
『わたしは目で話します』表紙画像

たかおまゆみ/著
偕成社 〈916〉

聾(ろう)学校の教師やドイツ語の翻訳者・通訳者として言葉に関わり続けてきた著者が、ALSという神経の難病に侵され、話すことも書くこともできなくなります。現在は「文字盤」を目で追って言葉を伝えています。著者の目で書かれたこの本で、言葉やコミュニケーションの大切さを考えてみませんか。

『いきのびる魔法 いじめられている君へ』
『いきのびる魔法』表紙画像

西原理恵子/著
小学館 〈エ〉

「もしも学校がつらかったら、あなたを守る大切な魔法を使って、16歳まで生きのびて下さい。16歳になれば、自由になる道がたくさんあるから...。」短くても力強いメッセージが印象的です。表題作と、舞台を外国に移した「うつくしいのはら」の二作からなる絵本。軽い気持ちで読み始めると不意打ちをくらいますが、一度読むと忘れられなくなる一冊です。

『実験マニア』
『実験マニア』表紙画像

山田暢司/著
亜紀書房 〈432〉

貼り合わせたガムテープを力一杯引きはがし、光を出す。廃油に凝固剤を入れて手作りキャンドルを作る。酢で卵の殻を溶かして、殻のない「ぷよぷよ卵」を作る。身近な物質を使った、30テーマの化学実験を写真入りで紹介。実験の手順はもちろん、なぜその現象が起こるのか、注目点もわかりやすく解説。
目指せ、リケジョ、リケダン!!

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