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ティーンズ広報紙『ごちゃっと』第21号

ティーンズ広報紙『ごちゃっと』 第21号 発行

ティーンズ向け広報紙『ごちゃっと』第21号を発行しました。
『ごちゃっと』は名古屋市図書館21館の窓口で配布しているほか、下記PDFファイルでもご覧いただけます。

☆ 『ごちゃっと(第21号)』 <PDF形式,1.36MB>

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第21号の内容は、
雨にまつわるエトセトラ
タイムトラベル小説特集
図書館の開館時間が長くなりました!
などです。

本の表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

◆◇ 雨にまつわるエトセトラ ◇◆

雨の物語やプチ知識を集めてみました。

★☆カサの起源☆★

歩く人のための傘は、古代エジプトで発明された。王族や貴族の階級を示すためだ。実用品になったのは、ずっとあと、雨の降る地方においてである。
『アシモフの雑学コレクション』(新潮社)より


■ 『雨ふる本屋』 ■

日向理恵子/作
童心社

ルウ子が迷い込んだのは、部屋の中なのに雨がふっている、「雨ふる本屋」だった。ファンタスティックな設定が楽しい。イメージをふくらませながら読みたいおはなし。

■ 『雨の日のアイリス』 ■

松山剛/作
ヒラサト/イラスト
アスキー・メディアワークス(電撃文庫)

ロボットのアイリスと、彼女の生みの親であるアンブレラ博士。2人の楽しい日々は、長くは続かなかった......。「破壊と再生」をテーマにして描かれている。

★☆雨と髪の毛のカンケイ☆★

髪の毛は湿度によって伸び縮みする。湿度が高いと伸びる。だから雨の日は髪の毛がうまくまとまらないのだそうだ。ああ、梅雨がコワイ......。
『お天気なんでも小事典』(技術評論社)より


■ 『パコと魔法の絵本』 ■

関口尚/[著]
幻冬舎(幻冬舎文庫)

1日しか記憶がもたない少女パコは、毎日同じ絵本『ガマ王子対ザリガニ魔人』を読んでいる。ゴーマンな大金持ちの大貫は、彼女のためにある計画をたてる。笑えて泣ける、ポップな物語。

★☆雨続きの山☆★

ハワイは雨が多い。ハワイ州の車のナンバープレートには、虹のマークがあしらわれているほどだ。中でも、カウアイ島にあるワイアレアレ山では、年間最大350日も雨が降るらしい。
『ギネス世界記録2012』(角川マガジンズ)より


■ 『さみしさの周波数』 ■

乙一/作
角川書店(角川スニーカー文庫)

冒頭の短編「未来予報」は、雨の場面からはじまる。「いつか結婚する」と予言された二人の未来は? せつなくも美しい味わいは、さすが乙一。

■ 『あらしのよるに』 ■

きむらゆういち/作
あべ弘士/絵
講談社

嵐の闇夜、暗い小屋の中で出会ったヤギとオオカミ。互いに食う者と食われる者であることに気づかず、意気投合する。子ども向けの絵本だからといってあなどれないおもしろさ!

★☆雨いろいろ☆★

万物生(ばんぶつしょう)、麦食らい、鬼洗い、虹の小便、風花――これぜんぶ、雨の名前。昔の人はいろんな雨を、イマジネーション豊かに表現した。ゲリラ豪雨を風流に表現すると、どんな名前だろう?
『雨の名前』(小学館)より


■ 『中部の水害 2000年9月 東海豪雨』 ■

建設省中部地方建設局河川部河川計画課/編集

12年前、とんでもない大雨が中部地方で猛威をふるった。名古屋では、わずか2日の間に、なんと4ヶ月分の雨が降ったのだ。いつまた起こるかわからない水害に、日ごろから備えておこう。

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◆◇ 6月10日は時の記念日 タイムトラベル小説特集 ◇◆

※本特集では、通常の時間の流れを超えて(未来や過去に)移動する人物が登場する小説をタイムトラベル小説として取り上げています。

★ 憧れの装置 ★

■ 『タイムマシン』 ■

H・G・ウェルズ/[著]
角川書店

男はタイムマシンを発明し、未来に行って帰ってきたばかり。人類初のタイムトラベラーが体験した80万年後の世界の姿とは。
1895年に発表された作品でありながら21世紀の今も古さを感じさせないタイムトラベル小説の古典。

★ 異次元への入口があった ★

■ 『トムは真夜中の庭で』 ■

フィリパ・ピアス/作
岩波書店

家の都合で夏のあいだ、親戚の住むアパートに預けられたトムは、裏庭で出会った少女と夜ごと遊ぶようになる。不思議なことに彼女は会うたびに子供になったり、大人になったりする。どうやらトムの住む世界と裏庭とは時間の流れ方が違うらしい。

★ 愛は時間を超えるのか ★

■ 『美亜へ贈る真珠』 ■

梶尾真治/著
早川書房

「航時機」という未来にだけ行けるタイムマシンが発明された時代。人類の期待を背負って遠い未来に旅立っていった青年がいた。しかし、彼には愛し合っていたはずの恋人がいた。一人残された恋人は途方にくれるが...。もう絶対に交わることのない2つの時間に引き裂かれた2人の間に愛はあったのか。

★ 勝手に移動してしまう ★

■ 『時をかける少女』 ■

筒井康隆/著
角川書店

理科実験室で不思議な香りをかいだ中学2年の芳山和子は、なぜかその直後から時間と空間を飛び越えるという不思議な体験をするようになってしまう。

■ 『スキップ』 ■

北村薫/著
新潮社

17歳の真理子は、家で昼寝をしていたはずだった。が、起きたら、なぜか42歳になっていた。心あたりはないけれど娘と夫がいる。職業は高校教師らしい。理由は分からない。でも泣いてる暇もない。とにかく、この状況をなんとかしなければならないのだ。
同じ著者の作品としては他に『ターン』『リセット』(本作を含めて「時と人 三部作」)もおすすめです。

■ 『タイム・リープ あしたはきのう』 ■

高畑京一郎/著
衣谷遊/イラスト
アスキー・メディアワークス

高校2年生の翔香はある日、前日の記憶がないことに気づく。忘れたのではなく、本当に経験していない。以来、翔香は木曜日の次は水曜日というように、ランダムな時間の行き来を本人の意思とは関係なく繰り返している。未来の私が残した謎のメッセージによれば秀才の若松君が助けてくれるらしいのだけれど...。

★ <番外編>現実の、科学の話として ★

■ 『タイムマシンをつくろう!』 ■

ポール・デイヴィス/著
草思社

タイムトラベル、と聞くと、超能力とか空想上の夢物語と思いがち。しかし、全く根拠のない話でもない。タイムマシンを本当につくるとしたら、どういう仕組みでつくれるのか、またはどんな問題があるのかについて解説。
すべて理解できなくとも、じっくり読めばタイムトラベル小説の理解がもっと深まるかもしれません。

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◆◇ 新刊案内 ◇◆

■ 『プリティが多すぎる』 ■

大崎梢/著
文芸春秋

文芸担当希望の佳孝が配属されたのは、なんとティーンズ向けファッション誌。ピンクの小物やひらひらスカート、中高生モデルたちが彩る世界は、甘いばかりじゃありません。(夜)

■ 『なぜ?どうして?身のまわりの疑問、まるわかり大事典』 ■

キャシー・ウォラード/著
飛鳥新社

昼間と夕方とで太陽の色がちがって見えるのはどうして? 鳥が正しい方角に向かって旅できるのはなぜ? 大人がよく言う「高血圧」ってどういうこと? そんななんとなくわかるようでいて、ちゃんと考えてみるとよくわかっていない、ふとした疑問の数々に答えてくれる1冊。(mt)

■ 『サクラ咲く』 ■

辻村深月/著
光文社

自分に自信がなかったり、人がうらやましかったり、相手のことを信じられなかったり。でもそうやって悩む気持ちはみんな持っている。勇気を出して一歩踏み出すことで、毎日は変わっていくよ。
少しの不思議を含んだ3つの話は少しずつつながっていて、最後でちょっぴり泣けました。(弓)

■ 『未来を切り拓く!数学は「働く力」』 ■

高浜正伸/著
ぺりかん社

「勉強なんてめんどくさい。何の役に立つの?」って考えたことありませんか?
この本にはそんな疑問への答えが書いてあるかもしれません。例えば数学を通して鍛えられる「考える力」は、働く時いろんな課題を解決する力の元になるそうです!(む)

■ 『シーグと拳銃と黄金の謎』 ■

マーカス・セジウィック/著
作品社

父が死んだ翌日、巨人のような大男がシーグのもとを訪ねてくる。男はある取引のために、十年もの間、父を探していたという。父の死を悲しむ間もないまま、シーグたちのこされた家族に降りかかる災い。シーグが最後に下した決断とは。(忍)

■ 『ジェンナ』 ■

メアリ・E.ピアソン/著
小学館

事故のため、1年半の眠りについたジェンナ。目覚めてみると、家族のことも、身近なモノの名前も、歩きかたさえも覚えていない。私はいったい何? SFっぽい設定、ミステリアスな展開、誌的な文章で、ぐいぐい引きこまれる。(生)

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◆◇ 図書館の開館時間が長くなりました! ◇◆

図書館の開館時間が4月1日から以下の通り変更されました。

平成24年4月1日(日)以降の開館時間
鶴舞中央図書館 徳重図書館 その他の図書館
火~金曜日(祝休日を除く)
午前9時30分~午後8時
月・水~金曜日(祝休日を除く)
午前9時30分~午後7時
火~金曜日(祝休日を除く)
午前9時30分~午後7時
土曜
午前9時30分~午後7時
※ 祝休日にあたる場合は午後5時で閉館します
日曜・祝休日
午前9時30分~午後5時

また、特別整理期間も今年は5日間に短縮されました(日程はお近くの図書館に尋ねてみてね)。
より長い時間、皆さんに図書館で過ごしてもらうことができるようになりましたので、読書に勉強に、これからもぜひ名古屋市図書館をご利用ください。

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