いしいしんじ／著
新潮社

そいつのあだなはトリツカレ男。いつもトリツカレたように何かに夢中になっている。
例えばオペラ、三段跳び、探偵ごっこ、サングラス集め、つなわたりなど。
興味は定期的に変わるけど、いつもその世界で超一流になるまでとことんやる。
そんな男が、今度はあの娘にトリツカレたっていうんだから大変だ。

市川拓司／著
小学館

片想いに関して、僕は百戦錬磨の専門家だ。
成就する恋だけが恋じゃない。どうせかなわぬ恋なら、ただひたすら大切に温めるのも悪くないと思っていた。
そんな僕に好意を寄せてくれる女の子が現われてしまった。

村山由佳／著
集英社

親達の仕事の都合により、高校3年の僕、いとこのかれん（新米高校教師、22歳）とその弟（中3）はある日突然、向こう3年間の共同生活を始めることになった。
数年ぶりに再会したかれんは、予想外にきれいな女性になっていて...。

関口尚／著
集英社

映画館で見かける受付の美しい女性。話しかけてもいつもつれない態度のあの人だけど、なんとかして近づきたい。
しかし、高校生の僕には想像もできない、彼女には彼女の事情があったのだ。

中野独人／著
新潮社

電車内で乱暴者から助けたことをきっかけに、出会った男女。
男は筋金入りのヲタクだったが、なんとか彼女を人生初のデートに誘いたい。でも、誘い方も、どこへ行ったらいいかも、わからない。
男はワラにもすがる思いでネット上の掲示板に助けを求めた。

森見登美彦／著
ポプラ社

大学院生、守田一郎はあこがれの伊吹さんのハートを射止めるような、傑作ラブレターを書く技術を磨くため、
かつての友人たちに大量の手紙を送りつける生活を送っている。
文通の技術は上達しつつあるが、伊吹さんへの純粋な恋心とは全く別の次元で、最近おっぱいというものが気になって仕方がない。
恋とおっぱいとの間で揺れ動く男心のほんとうを、今日も手紙にしたためる。

山口正善／著
サンクチュアリ・パブリッシング

「好きだからこそ、付き合うことはできないよ」初デートの最後、そう言って彼女は姿を消した。
彼女には相手のことを思うあまり、言い出せない秘密があった。
ネット上に公開された日記をもとに出版された本当にあった恋の話。

江国香織／著
小学館

間宮兄弟は二人ぐらしの仲いい男兄弟。いい人なのは間違いないんだけど、なぜか決定的にモテない。
そんな二人が同時に恋をした。
なんだか今回はいつもと違う気がする。兄弟は力を合わせて奮闘するも結果は、今度も？ 今度こそ？

小林深雪／作
講談社（青い鳥文庫）

凛が気になるサッカー部の広瀬くん。
中２のクラス替えで同じクラスになれてうれしい！
けど、不安になったり悲しくなったりすることも多くって･･･。
高校編も（小学校編も！）出ている人気シリーズの１巻目。
人気はだてじゃない、思わず共感しちゃうエピソードがいっぱいです。

著者、小林深雪さんは「至上最強の恋愛」シリーズや「女の子の○○○」シリーズ（講談社X文庫）など、
20年以上前から恋する女の子の気持ちを書き続けています。
昔の作品も、今でも借りていかれる人気もの。
恋する女の子の気持ちは、昔も今もかわらないんだねー。

★ 『女の子のホンキ』
小林深雪／著，牧村久実／イラスト，講談社（Ｘ文庫 Teen's　heart）

森谷明子／著
双葉社

斎王(さいおう)を降り、神の社から俗世に戻る事になった娟子(けんし)。
日常になじめず、恋などできぬとひっそりと暮らしている。
そんな静かな暮らしの中の楽しみは、弟のように思ってきた俊房(としふさ)の訪問。
ところが訪問のあと、決まって嫌がらせがおこるようになり･･･（朝顔斎王）。
織姫の7つの異称：たなばたの七姫になぞらえて語る、かつての時代の少女たちの恋物語。

足塚鰯／著
集英社（コバルト文庫）

妖猫(ようびょう)の姉妹の末っ子、六姫(むつひ)は大好きな三江(みえ)姉様を奪われてなるものかと、縁談を破談にするため大奮闘。
ところが縁談相手である白比佐(しらひさ)は、六姫のイジワルに怒るどころか、とてもやさしくて･･･。
しっかりものの長姉、一妃(かずひ)の縁談話「白猫は翼の下で素直になる」も収録。

浜野京子／［著］
角川書店（カドカワ銀のさじシリーズ）

強国アインスに滅ぼされたトール国の王子で、ひそかに生きのびた幼なじみのハジュンが、10年ぶりにマーリィの元に戻ってきた。
一方、笛の名手であるマーリィのもとに通ってくるアインスの青年貴族カリオル。
国を滅ぼされた憎しみと、自分の笛を愛でてくれるうれしさがないまぜになった気持ちを抱いていたマーリィだが、彼は実はアインスの王子だった。

桜庭一樹／著
文芸春秋

山野内荒野(こうや)、12歳。
中学の入学式の朝、危機を救ってくれた少年、悠也がクラスメイトとわかって喜んだものの、彼が荒野を見る目はなぜか冷たい。
そんな時、恋愛小説家の父親の再婚相手が悠也の母親だとわかり･･･。
恋ってどんなもの？おろおろするばかりの荒野だけど、恋のしっぽをつかまえて。
それは少しずつ、自分のものになっていく。

著者、桜庭一樹さんは直木賞の受賞者。
受賞後の第１作目がこの『荒野』なんだけど、実はこの作品は最初、ファミ通文庫（エンターブレイン）で発表されているのです！
ファミ通文庫の第１部・第２部に書き下ろしの第３部を加えたものが、この『荒野』。
読み比べてみるのもおもしろいかも？

鏡リュウジ／著
河出書房新社

気になるあの人のこと、わかるといいなって期待したり、全然当たらない！信じない！だったり。
でもそもそも、占いってどんなもの？
ふりまわされるのではなく、知ることで、占いとうまくつきあっていけるといいよね！

坂東真砂子／［著］
角川書店（角川文庫）

四国八十八ヶ所の霊場を死者の年の数だけ逆に巡ると、死者がよみがえるという。
15歳でこの世を去った莎代里(さより)は、ある目的をもった母親の執念でよみがえることになる。
そして莎代里自身が望んでいたこととは･･･。

宮下恵茉／著
ポプラ社

友だちのいない中三の結愛は、廊下でぶつかったのをきっかけに、金髪のイケメン・蒼井瞬に恋をする。
ベタベタな設定だけど一味違う、カワイイふりしてオトナな物語。（生）

如月かずさ／著
講談社

骨ばった手に、薄く生えた毛。
かわいさとはかけ離れた外見だけど、声だけなら理想の自分でいられる。
そんなぼくが学校の覆面アイドルになることに...！（夜）

枡野浩一／著
文芸春秋

好意からだっていうのはわかるけど、聞きたくない言葉ってあるよね。
今やろうと思っていたのに、早くしろなんて言うからやる気失せちゃったよもう、みたいな。
こんな風に言ってもらえるなら、もうちょっとがんばれる気がする140字の詩、39編。（mt）

佐藤佳弘／著
源

パソコンやケータイから様々な人とつながったり情報を得たり、インターネットは楽しいね。
でも広い世界につながっている分、今まででは考えられなかったような問題になることもある。
どんなことに注意が必要なのかを知っておこう。（弓）

ピチレモン編集部／編
学研パブリッシング

中学生なら誰だって、かわいくなりたい、キラキラしたい！
着こなしテクにダイエット、ちょこっとメイクも気になるところ。
オシャレのＡtoＺをしっかりおさえて、自分らしいスタイルを見つけよう☆（生）

九条菜月／著
中央公論新社

ある男に真名を奪われ、人の姿に身をやつすことになった元・神の春蘭。
真名を取り戻すため王都・華安にやってきた春蘭は、犯人の弟である鄭仲望と出会う。
一方、都では良家の子女が妖によって殺されるという事件が立て続けに起きていた。（忍）

二宮皓／監修
メディアファクトリー

―雪合戦をしてはならない―
と、こんな具合に、世界各国の学校の実際にある校則が紹介されています。
校則を通して、それぞれの国の事情が見えてきてなかなか内容の深い本なんです。（む）

分類：5092
昭文社

学校から行く社会科見学での楽しみは、最後にもらえるおみやげだったなと思い出す今日この頃。
実は学校でなくても、個人で見学できるところもあるんです。
食品工場や飲料工場、製造・産業施設が掲載されているので、興味のあるところに出かけてみては？

分類：596
小林ケンタロウ／著
文化出版局

料理研究家として有名な著者による初心者向けの料理本。
料理はおうちの人まかせという人も、これを見れば簡単に作れるハズ。
たまには家族の食事を作って、みんなを驚かせちゃおう！