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ティーンズ広報紙『ごちゃっと』第15号

ティーンズ広報紙『ごちゃっと』 第15号 発行

ティーンズ向け広報紙『ごちゃっと』第15号を発行しました。
『ごちゃっと』は名古屋市図書館21館の窓口で配布しているほか、下記PDFファイルでもご覧いただけます。

☆ 『ごちゃっと(第15号)』 <PDF形式,1.3MB>

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第15号の内容は、
留学のススメ~経験者へインタビュー~
とうさん、かあさん、ありがとうっ☆
ほんのいばしょ10~今回は4(よん)の前(まえ):自然科学
などです。

◆◇ 留学のススメ~経験者へインタビュー~ ◇◆

留学してみたいなあなんて考えたことがある人はいるかな?
言葉も文化も異なる国で生活してみたい!でも、いきなり見知らぬ土地へ行くのをちょっと不安に感じる人もいるのでは?
そこで、ごちゃっと編集部の<忍>が、実際に留学したことのある<類>さんにインタビューを敢行!体験談を語ってもらいました♪

■ 留学のキッカケ ■

忍: それでは、よろしくお願いします。
類: よろしくお願いします。
忍: 最初の質問ですが、いつ頃、どこへ留学されてたんですか?
類: 大学院を卒業してから9ヶ月ほど、ドイツに行ってました。
忍: 留学しようと思ったキッカケは?
類: 大学院でドイツ現代史を研究していて、ドイツ語の文献を読む必要があったんですが、日本でドイツ語を勉強するのに限界を感じまして、それで。
忍: じゃあ語学留学ということですね。実際ドイツに行く前までには、どれくらいドイツ語ができたんですか?
類: 大学で週一回の授業を受けた以外はほぼ独学だったので、簡単な会話ができる程度ですね。
     行ってすぐは英語やドイツ語の単語を使って、カタコトでコミュニケーションをとっていました。

■ 留学中の生活 ■

忍: それで現地では語学学校に通っていたと。
類: ええ。世界各国から来たいろいろな価値観や目的を持った人たちが、ひとつの教室でドイツ語を学ぶというのが面白かったですね。
     年齢も様々で、下は18歳から上は50歳くらいまでの人たちがいました。

忍: 日常生活のほうはどうでしたか?家とか食事とか。
類: 家は、ご夫婦で暮らしているところへ部屋をひとつお借りしていました。
     ホームステイではないので基本、食事などは別々で。よく駅の軽食屋を利用していましたね、自炊ができなくって(笑)。正直、1ヶ月くらいで飽きました。
     やっぱり、主食が米じゃないのが厳しかったですね。パンやジャガイモばかりで・・・。
     日本のお米もスーパーで売ってないことはないけど、高いんです。

忍: 私も一度だけドイツへ旅行したことがあるけど、とにかくジャガイモばかりだったっていう印象があるなぁ。
類: 余談ですけど、電車なんかは時間通りに来ないのが当たり前でした。何十分も遅れてきて、もう次の電車の時間になってたり。
忍: (笑)。日本は事故とかがない限り定刻どおりに来るよね。
     あと、日本人は海外で狙われやすいって聞くけど、実際どう?
類: やっぱり金持ちという印象は強いようです。ホームレスの人が寄ってきてお金をせびってくるんですが・・・
     一度、お金を下ろそうと思ってATMに行ったら、その真横に立たれたことがありました。さすがにビックリしましたね(笑)
     でもその分、日本人に対する信頼度は高いので、駅で警察官に職務質問をされたときなんかは、日本人だと言ったらすぐに解放されました。

忍: う~ん。一長一短だねえ。

■ 留学を経験して ■
『高校留学アドバイス』表紙画像

★こんな本もあります★
『高校留学アドバイス』
伊藤史子/著
岩波書店

忍: 留学して良かったと思う点は何ですか?
類: 自分のこれまでの価値観を見直せたことです。
     それまで当たり前と思っていたことが全くの見当違いだったり、
     反対に、信じられないことがそこでは常識となっていたパターンがいくつもありました。
     初めはその違いが苦しかったですけど、確実に視野は広がりました。
     それは、その後出会った人達との付き合い方にも大きな影響を与えていると思います。

忍: では最後に、留学を考えている10代の人達へメッセージをお願いします。
類: 動機はなんでもいいと思います。
     若いということはそれだけで大きな力ですし、順応性も高い。
     生活が合わなくて辛いことはあると思いますが、学べることもたくさんあるはず。
     年を重ねたとき、その経験はどこかで役に立つと思いますので、関心のある人は思い切って留学を決めてはいかがでしょうか。

忍: ありがとうございました!

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◆◇ とうさん、かあさん、ありがとうっ☆ ◇◆

5月の第2日曜日は母の日、6月の第3日曜日は父の日。
小さいころみたいに「ありがとう!」「だいすき!」なんてなかなか素直に言えないけれど、この日くらいは感謝の気持ち、伝えてみない?

母の日
20世紀はじめ、アメリカのアンナ・ジャービスという女性が、亡き母をしのび教会で参列者にカーネーションを配ったことがはじまりといわれています。

父の日
1909年、アメリカのジョン・ブルース・トッドという女性が提唱。
子どものころに母親を亡くした彼女は育ててくれた父親に感謝をあらわそうと、父親の墓前にバラをそなえました。

表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
 ※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

★ おかあさんは王女だったの? ★

■ 『西の善き魔女』全4巻 ■

荻原規子/著
中央公論新社

15歳になったフィリエルが晴れて出かけた舞踏会で聞いた、幼い頃に死んだ母親の衝撃的な事実。
ここから、女王候補としてのフィリエルの長い冒険がはじまる。

★ おやのきもちもわかってよ。 ★

■ 『かわいいころを過ぎたら』 ・  『かわいいころを過ぎたら アン18歳』 ■

 青沼貴子/著
 メディアファクトリー

 親、うるさい、うざい、なに考えてるのかよくわかんないし!!
 ...いや、親の側もそんなこと思ってるよ。
 なにも話してくれないし、すぐ怒るし、なに考えてるかよくわからん...って。
 それでもムスコムスメのため、つい一生懸命になってしまうのです。

★ おやがどうでも、ぼくらはぼくら。 ★

■ 『わたしの恋人』 ■

藤野恵美/著
講談社

いまだに熱々ベタベタな両親にあきれる反面あこがれて、世界でたったひとりのかけがえのない相手との運命の恋を信じている少年。
威張りちらし浮気する父親と文句を言いながらも生活のために離婚しない母親を見て不信感をつのらせ、他人を拒絶し愛を信じないと決めた少女。
そんな正反対のふたりが、恋人どうしになったら...?

★ ウチらもパパママになるのかも...え、今? ★

■ 『ガツン!』 ■

ニック・ホーンビィ/著
森田義信/訳
福音館書店

15歳のサムは、同い年のかわいいアリシアとひょんなことからつきあうことに。
どっちかというとスケボーに夢中でいまひとつぴんとこないサムだったけど、アリシアの妊娠が発覚。
父親になる覚悟もなく、逃げ出すのだけど...。

★ とうさんはトラになった。 ★

■ 『虎と月』 ■

柳広司/著
理論社

父は虎になった。
息子であるぼくも虎になってしまうのだろうか。父はどうして虎になったのだろう。
謎をとくため、ぼくは旅に出た。
中島敦(なかじまあつし)の『山月記』に着想を得たミステリ。
『山月記』も(漢字いっぱいで最初は「う゛!」と思うけど)おもしろい作品だよ!

★ 痛みをともにする。自殺をなくすため、立ち上がる。 ★

■ 『ぼくの父さんは、自殺した。』 ■

今西乃子/著
そうえん社

父さんが自殺した。第一発見者は自分だった。
自分を責めた。自殺って誰にも言えなかった。
自分ひとりだけでやり場のない苦しみ、怒り、悲しさや恐怖をかかえていた自死遺児が、
痛みを共有する仲間を見つけ、「命の支援」活動をおこなうようになるまでの物語。

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◆◇ 新刊案内 ◇◆

表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

■ 『正しいパンツのたたみ方 新しい家庭科勉強法』 ■

南野忠晴/著
岩波書店

新生活にはもう慣れた?だったら、「自立」目指してみない?
たとえば、朝、一人で起きる。
それだけで、毎日がびっくりするくらい変わるよ!(夜)

■ 『羽州ものがたり』 ■

菅野雪虫/[著]
角川書店

羽州(現在の秋田県付近)に暮らす少女ムメは、都からきた春名丸と知り合い、その父小野春風からさまざまなことを学ぶ。
数年後、再度都から派遣された小野親子と、今度は敵同士として顔を合わせることになるのだが・・・。(弓)

■ 『学校で働く人たち』 ■

松井大助/著
ぺりかん社

いつも学校にいるけど「あれ誰?」と思ってたあの人の正体は?
校長先生って何のためにいるの? 担任の先生は放課後どうしてんの?
などなど、学校の仕事にまつわる数々のナゾをといてくれる本。
みんなで学校を支えてくれてることがよくわかります。(生)

■ 『ぼっちーズ』 ■

入間人間/著
アスキー・メディアワークス

ひとりぼっちの男子学生に、秘密基地のカギが手渡される。
居場所を得た男は、基地を足がかりに新しい自分をさがし始める。
何人ものひとりぼっちたちのエピソードがつながると、基地の秘密が明らかに・・・。
名古屋市天白区のあの私立大学が舞台。(夏)

■ 『トイレットペーパーおりがみ』 ■

東大折紙サークル「Orist」/著
講談社

次の人のためにトイレットペーパーを三角に折ることあるよね。
それをハート型に折ったり、クローバー型に折ったり。
いろんなカタチになるもんだなと感心。
でも熱中して出られないと待ってる人が困るからほどほどにね・・・。(弓)

■ 『ピースメーカー』 ■

小路幸也/著
ポプラ社

赤星中学で長年続いていた、文化部と運動部の争いを終結させた一人の女子生徒。
放送部においてその偉業を成し遂げた彼女に与えられた名が「ピースメーカー」だ。
もはや伝説となっている彼女が卒業してから三年、再び始まった争いを止めるべく、弟である僕は二代目「ピースメーカー」になる決意をした。(忍)

■ 『双月高校、クイズ日和』 ■

青柳碧人/著
講談社

初めは、周囲にバカにされてまでやるわけないじゃんって。
でも、生まれて初めて自分でやると決めたんです。だから、諦めたくない!
求む、クイズへの情熱。目指せ、「ビロード6」。
熱くなるのはこれからだ!(夜)

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◆◇ ほんのいばしょ10~今回は4(よん)の前(まえ):自然科学 ◇◆

図書館の本は0から9の数字を使って分類されているよ。(詳しくは「シカクニト!」第1回(ごちゃっと4号)」を見てね。
今回は「4(よん)の前(まえ):自然科学」を紹介します。

自然科学のなかま
  • 400
    自然科学
  • 410
    数学
  • 420
    物理学
  • 430
    化学
  • 440
    天文学・宇宙科学
  • 450
    地球科学・地学
  • 460
    生物科学・一般生物学
  • 470
    植物学
  • 480
    動物学
  • 490
    医学

↓「自然科学」たとえばこんなほん↓

■ 『ニセ科学を10倍楽しむ本』 ■

分類:404
山本弘/著
楽工社

ありがとう」と書いたペットボトルの水を凍らせるときれいな結晶になるとか、
ゲームに熱中するとゲーム脳になってしまうとかいう説がもてはやされたことがある。
実験結果をもっともらしく示されると、納得してしまう人が相当いたらしい。
この本では、そんなニセ科学の実験のウソを検証する。
惑わされずに真実を見極めるって、意外とムツカシイ。

↓「数学」たとえばこんなほん↓

■ 『生き抜くための数学入門』 ■

分類:41
新井紀子/著
100%ORANGE/装画・挿画
理論社

「数学」って聞いただけで拒絶反応する人、いませんか?
でも、公式を覚えて間違えずに解くことだけが数学じゃない。
なぜそうなるのかという仕組みが分かるようになると、ちょっと気持よかったりする。
数学嫌いの数学者による、学校では教えてくれない数学の本。

↓「天文学・宇宙科学」たとえばこんなほん↓

■ 『宇宙に恋する10のレッスン 最新宇宙論物語』 ■

分類:4439
小阪淳/著
佐藤勝彦/監修
東京書籍

科学技術がどんなに進歩しても、宇宙のすべてを見ることはできない。
観察可能な宇宙の限界を示しながら、その先にある見えない世界がどうなってるかを探究するキョウコと、
しなやかな感性を持つ青年コウイチ。
ふたりのラブストーリーを織り交ぜながら繰り広げられる、最先端の宇宙論。

次回は「4:自然科学」の後半を紹介するよ!

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