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こんなほんあんなほん ティーンズ(中高生)向き 2009年度版


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2009年度版

『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』

『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』表紙画像 荻原規子/著 角川書店 〈F〉
世界遺産に認定される神社に生まれ育った泉水子(いずみこ)は、地味で引っ込み思案のさえない子。しかし高校進学を控え、「ふつうの女の子」になりたいと思っていた。だが突然東京への進学を薦められ、さらに山伏として修行を積む少年深行(みゆき)が下僕として付き添うことに。その裏には、泉水子自身も知らない、生い立ちや家系にかかわる大きな秘密があった。

『ラン』

『ラン』表紙画像 森絵都/作 理論社 〈F〉
22歳の夏目環は、ある日「モナミ1号」と名づけられた自転車を譲り受ける。自転車に乗って、レーン越えをし、死者の世界を訪れた環は亡くなった両親、弟、おばさんと再会する。やがて、自転車に頼らず、自力でレーン越えを果たすため、40キロを完走する決意をする。ジョギング仲間と出会い、走り始めた環の心は次第に夢を叶えようと前向きに変わっていくのだった。

『フュージョン』

『フュージョン』表紙画像 濱野京子/著 講談社 〈913〉
2本のロープを使って跳ぶ縄跳び―ダブルダッチ。 常に成績トップの優等生美咲、悪い噂が絶えない問題児の玲奈、玲奈のパシリと思われている玖美、そして真面目な優等生の朋花。中学ではまったく接点のない4人がダブルダッチのチームを組み、フュージョン(ダブルダッチと音楽を融合させた競技)のコンテストを目指す。

『絶体絶命27時間!』

『絶体絶命27時間!』表紙画像 キース・グレイ/作 野沢佳織/訳 徳間書店 〈93〉
転校早々、ジョンは、しらない生徒にカバンを盗られた。カバンは戻ったものの、中には盗まれた財布が。学校を仕切っている不良グループにはめられたらしく、さらに成績通知書泥棒の罪まで着せられてしまう。学年主任に、「翌日の昼までに返さなければ退学」と言い渡されるが、助けてくれそうな人はいない。時間切れまでに無実を証明できるのか?

『エマ・ジーン・ラザルス、木から落ちる』

『エマ・ジーン・ラザルス、木から落ちる』表紙画像 ローレン・ターシス/作 部谷真奈実/訳 主婦の友社 〈93〉
エマ・ジーンには、同級生たちの理性的でない理不尽な行動が理解できない。だから、少し離れて観察というのが基本理念なんだけど、まわりからはちょっと変わった女の子と思われちゃっている。そんなエマ・ジーンが、トイレで泣き崩れていたコリーンの「問題」を解決しようとするんだけど、とんでもない解決策に、「問題」は複雑化しちゃって...。

『メジルシ』

『メジルシ』表紙画像 草野たき/著 講談社 〈913〉
双葉は全寮制高校へ進学、両親は離婚して、別々に暮らすことが決まっていた。健一くん(父)の願いで、北海道に最初で最後の家族旅行に来ている。 双葉の右手のヤケドあとをいつもイヤな顔でながめる美樹さん(母)。双葉は今まで軽く流していたが、この機会に真相を問いつめる。すると「これ以上、あなたを傷つけないための目印だった」と知らされる。

『夏の階段』

『夏の階段』表紙画像 梨屋アリエ/著 ポプラ社 〈913〉
地方の進学校通称ウズ校に入学した5人。勉強さえしていれば仲の悪い両親から逃れられると考える玉木。希望のオーケストラ部に入る機会を逃し、勉強にもついていけない千映見。正しいことを正しく行う善き人になりたい珠生。モテ男を自認する河野とその友達福田。それぞれの視点から語られる、ぎこちない友情と恋の物語。

『おれたちのD&S(デマンドアンドサプライ)』

『おれたちのD&S』表紙画像 須藤靖貴/著 講談社 〈913〉
「ドラムを叩かないか。」  剣道部の厳しい稽古に音をあげそうになっていたおれに、ミチオとショーケンが呼びかけた。まったくのシロウトのおれに、クラス一の秀才アッホも加わり、目指すはビートルズの完コピバンド。竹刀をスティックに持ち替えて、学園祭までの短くも熱い日々が始まった。

『アート少女 根岸節子とゆかいな仲間たち』

『アート少女 根岸節子とゆかいな仲間たち』表紙画像 花形みつる/著 ポプラ社 〈913〉
さすらいの部活、美術部。学力アップを目指す校長が放課後の補習教室にするからといって、部室をとりあげてしまったのだ。さらに、校長は美術部を廃部にもちこもうとするが、突撃アート少女の節子部長は負けない。クセモノぞろいの部員たちに振り回されながらも、芸術家魂と勢いで校長の陰謀に立ち向かう。ゆけ!根岸節子とゆかいな仲間たち!

『あたらしい図鑑』

『あたらしい図鑑』表紙画像 長薗安浩/著 ゴブリン書房 〈913〉
五十嵐純は、扁平足の治療のため通っていた病院で、長身の詩人村田周平と出会う。 詩人の家に招かれた純は、スケッチブックに、「もやもやして言葉にならないもの」を貼り付けていくことをすすめられる。〈あたらしい図鑑〉と名づけられたノートに、いろいろなものを貼り付け、彼の世界はすこしずつ「広く深くなって」いきます。

『夢を跳ぶ パラリンピック・アスリートの挑戦』

『夢を跳ぶ パラリンピック・アスリートの挑戦』表紙画像 佐藤真海/著 岩波書店 〈782〉
チアリーダーとして充実した日々を送っていた著者は、ある日病を発症し右膝下を失ってしまいます。希望をなくし泣き続ける毎日が、走り幅跳びとの出会いによって輝きを取り戻します。北京パラリンピックへの出場を果たした著者が、たどってきた道のりをふりかえり、生きていることの素晴らしさを語ります。

『ぼくは猟師になった』

『ぼくは猟師になった』表紙画像 千松信也/著 リトルモア 〈659〉
自然に囲まれて育ち、獣医を目指していた少年は、大学を出た後、猟師になった。 ワナを仕掛け、獲れた獲物をさばき、余った内臓は山の動物へ分け与える。生き生きと描かれる猟師の生活は、単純に驚きであり、また、生命とともに生きる力強さを感じさせる。

『みえない未来相談室。すきなコトを仕事にする方法』

『みえない未来相談室。』表紙画像 k.m.p./著 河出書房新社 〈159〉
将来なりたいものなんて、はっきりとはわからない。自分の好きなことを生かせる仕事って、どういうものなんだろう。自分のいいところが見つからない、こんな自分キライ。 はっきりしなくてぐるぐるしてて、何がわからないのかもわからない不安な気持ち。この本に答えはないけど、きっとヒントや対処法があるよ。

『ついていったら、だまされる』

『ついていったら、だまされる』表紙画像 多田文明/著 100%ORANGE 及川賢治/装画・挿画 理論社 〈36〉
キャッチセールス、出会い系、スピリチュアルetc...。世の中には巧妙な手口でぼくたちからお金をだましとろうとする人たちが存在する。そんな恐ろしい世界にあえてふみこんで、みずからの「だまされ体験」をリポートしてきた作者。様々なだましのテクニックとそれにだまされる人の心理にせまる。「絶対にだまされない」と思っている人にこそ読んで欲しい1冊。

『路上のヒーローたち』

『路上のヒーローたち』表紙画像 エリザベス・レアード/作 石谷尚子/訳 評論社 〈93〉
母が死に、おじさんと名のる男に売りとばされた家から逃げたマモ。きびしい父からのがれるために家出したダニ。寝場所をもとめ、はいりこんだ墓地で知り合った2人。路上にくらす少年たちに仲間入りし、身をよせあい、助け合って生きていくが、路上のくらしには多くの掟があった。裕福なくらしになれたダニにいらつくマモだったが...。

『縞模様のパジャマの少年』

『縞模様のパジャマの少年』表紙画像 ジョン・ボイン/作 千葉茂樹/訳 岩波書店 〈93〉
ベルリンに住むブルーノは、お父さんの仕事の都合で見知らぬ土地に引っ越すことになった。まわりにはお店もなければ遊ぶ友達もいない。かわりにどこまでもフェンスが続き、その向こうには縞模様のパジャマの人達がいた。ある日、探検に出かけたブルーノはフェンスの向こう側の男の子に出会った。二人は友情を育むが、やがて別れの日が訪れる。

『暗黒天使メストラール』

『暗黒天使メストラール』表紙画像 クリフ・マクニッシュ/著 金原瑞人・松山美保/訳 理論社 〈93〉
フレイア・ハリソンはずっと天使になりたかった。いつも腕より翼を、おもちゃより頭の上の光輪がほしかった。8歳の頃、一度だけ目の前に白く輝く天使が現れ、フレイアは想像の世界に閉じこもり病院に入院。14歳になり、父さんのおかげで、かっこいいボーイフレンドに憧れる普通の少女に戻ったフレイアの前に、今度は邪悪な暗黒の天使が現れる。

『シュワはここにいた』

『シュワはここにいた』表紙画像 ニール・シャスタマン/作 金原瑞人・市川由季子/共訳 小峰書店 〈93〉
シュワは、影がうすく存在感もないためか、誰からも気がついてもらえない少年だ。そんなシュワと、アンツィは友だちになる。そして、二人は友人との賭けのため、金持ちの変人で、たくさんの大型犬と引きこもって暮らすクローリーじいさんの部屋へしのびこむことになる。クローリーじいさんとの出会いや、その孫娘の登場で、シュワとアンツィの心は大きく揺れ始める。

『復讐プランナー』

『復讐プランナー』表紙画像 あさのあつこ/著 河出書房新社 〈F〉
友だちがカツアゲされてる...あなたならどうする?中一の雄哉は、友だちの章司を助けたことで、自分までいじめのターゲットにされてしまう。そこへ、ふらりと現れた山田先輩の一言で、雄哉と章司の閉塞状況が一変する。「復讐計画を立てるんだ。できるだけ緻密に、な。決して失敗しない、かつ効果的な復讐方法を 考えるんだ。」

『きもかわくん 不思議でかわいい生物たち』

『きもかわくん』表紙画像 アスペクト 〈480〉
陽気な宇宙人が住む花や、頭にバナナを乗せた鳥など、世界中のオカシナ顔かたちの生き物が大集合した写真集。眺めて面白いのはもちろんだけど、彼らの生息地や捕食の仕方の説明もあるので、変な形にもイロイロ理由があるのか~と納得もできちゃいます。飼育している水族館・動物園のデータも載っているから、実物に会いたくなっても大丈夫!?

『ひろしま』

『ひろしま』表紙画像 石内都/著 集英社 〈748〉
1945年8月6日8時15分、広島に原子爆弾が落とされた。熱線に焼かれ黒い雨に打たれてボロボロになった、手作りのワンピース、つぎの当てられた学生服。大切に着られていたであろうそんな服たちを、作者は1枚1枚丁寧に写真に収めた。原爆投下のその瞬間まで、それらを身に着けていた人がいて、確かに生きていたことを写真たちは訴えかけてくる。

『クラT大図鑑』

『クラT大図鑑』表紙画像 主婦の友社/編集 主婦の友社 〈3764〉
クラスのオリジナルTシャツ、「クラT」大集合! 文化祭の出し物をモチーフにしたもの、パワーがみなぎってきそうな体育祭用Tシャツ、クラスのみんなの名前を入れた絆Tシャツなど、約300種類のクラTを眺めてると、自分のクラスでも作りたくなること間違いなし。クラスメイトだけの特別なクラTは、一生の宝物になるよね。

『ぼくは落ち着きがない』

『ぼくは落ち着きがない』表紙画像 長嶋有/著 光文社 〈F〉
本好きの望実が所属する図書部は、薄い壁で仕切られた図書室の一角で活動している。部員達は、めいめいそれなりの事情を抱えて部室に集まってくる。小説家を目指すナス先輩、自分にも他人にもごまかしのない態度で臨む頼子。一見他愛のない高校生活の中で、不器用ながらも世界と向き合おうとする皆の姿を、望実の視点から描く。

『夜の光』

『夜の光』表紙画像 坂木司/著 新潮社 〈F〉
天文部に所属する4人の高校3年生。クラスもグループもちがう彼らは、それぞれ家庭や学校生活、自分自身に悩みを抱え、静かに闘っている。後輩も無く、活動は月に一度の観測会だけのゆるい部活。とくに会話も無い関係だったが、ある日偶然、校外で4人が出会って...。べったりの関係ではないけれど、どこかでつながっている。やさしい雰囲気の物語。

『ボックス!』

『ボックス!』表紙画像 百田尚樹/著 太田出版 〈F〉
自由奔放な鏑矢(かぶらや)は、ボクシングの天才的な才能の持ち主。真面目な木樽(きたる)は、成績優秀だが、体は強くなかった。小学生の頃、木樽はいつも鏑矢に守られていた。 そんな幼なじみの二人が、高校で再会する。木樽もボクシング部に入部し、猛烈な努力をする。ライバルも現れて、教師の耀子が見守る中、二人は...?!熱いボクシング小説。

『医学のたまご』

『医学のたまご』表紙画像 海堂尊/作 理論社 〈F〉
パパが問題を作った潜在能力試験で、うっかり全国1位をとったぼくは、よくわからないまま大学の医学部で研究をするはめになってしまった。 劣等生から、いきなりスーパー中学生医学生となったぼくは、さらに、はじめての実験でもノーベル賞ものの発見をしてしまったらしい!?でも、教授たちのようすはどこかちぐはぐで...。

『くまとやまねこ』

『くまとやまねこ』表紙画像 湯本香樹実/ぶん 酒井駒子/え 河出書房新社 〈エ〉
ある朝とつぜん、くまと仲良しだったことりが死んでいました。きのうの朝は、ともに楽しく話していたのに、もう口をきくことはありません。「もしもきのうの朝にもどれるなら...」とくまは、大粒の涙をこぼします。やがて、バイオリンをひくやまねこと出会ったくまは、ことりとの楽しかった思い出を胸に、やまねこと新たな旅に出ます。

『初恋素描帖』

『初恋素描帖』表紙画像 豊島ミホ/著 メディアファクトリー 〈F〉
「いつも見てるから、気付いてしまった、あいつの視線の先」、「中2にもなってアイドルばかり追いかけている私って、変なのかな?」、「そんなふうに、毎日毎日、好き好き素敵って聞かされ続けたら、私も先輩が気になっちゃうよ」 むかむかして。不安で。ずるくて。思っていたほど甘くない、2年2組20人、それぞれの初恋。

『あなたはそっとやってくる』

『あなたはそっとやってくる』表紙画像 ジャクリーン・ウッドソン/著 さくまゆみこ/訳 あすなろ書房 〈93〉
同じ高校に通う15歳のエリーとマイアは、はじめて出会った時から恋に落ちてしまう。幼い頃に家出した母を許せないでいる、ユダヤ人の少女エリーと、両親の不仲に傷ついている黒人の少年マイア。それぞれの境遇の違いや周囲の偏見に揺らぎながらも、二人は肌の色の違いを越え、かけがえのない時間を過ごすのだった。

『戸村飯店青春100連発』

『戸村飯店青春100連発』表紙画像 瀬尾まいこ/作 理論社 〈F〉
要領がよくて身勝手。愛想を振りまくことが上手で外面がいい兄のヘイスケ。 野球が趣味で、明朗活発で短気。単純でわかりやすい弟のコウスケ。 戸村兄弟は性格も外見も正反対。でも、どこか不器用なところはよく似てる? 兄弟それぞれの奮闘を描いた青春物語。