蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0238391924 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
平山亮 佐藤文香 兼子歩 海妻径子 本山央子 下地ローレンス吉孝 濱田すみれ 比嘉麻理 竹田安裕子 高内悠貴…
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
3675/00130/ |
書名 |
男性学基本論文集 |
著者名 |
平山亮/編
佐藤文香/編
兼子歩/編
|
出版者 |
勁草書房
|
出版年月 |
2024.1 |
ページ数 |
3,355,10p |
大きさ |
21cm |
ISBN |
978-4-326-60366-4 |
分類 |
3675
|
一般件名 |
男性
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
階級やセクシュアリティ、メリトクラシー、グローバリズム、軍事化、帝国主義…。「男性性はどのようにつくりあげられるのか」をめぐる必読文献を集成した基本論文集。 |
タイトルコード |
1002310080634 |
要旨 |
「男とはどのようなものか」という理解の多様性・複数性を描き出す男性性研究の核心は、男性間の序列や「生きづらさ」に光を当てただけでなく、それらが恣意的に動員され優位な側の支配力を強化する様子を明らかにしたところにある。日本の「男性学」が世界の研究潮流にキャッチアップ・接続するにあたり必読文献を集成した本邦初の基本論文集。 |
目次 |
1 ミクロな社会分析としての男性性(解説 「男をつくりあげる実践」から、性の不平等を腑分けする 男性、男性性、そして援助要請の文脈 ハイブリッドな男性性―男たちと複数の男性性に関する社会学の新しい方向性 ヤワなペニスを硬くして―高齢男性の生活に見られる年齢・階級・ジェンダーという社会関係) 2 マクロな社会分析としての男性性(解説 マクロな社会分析としての男性性 新自由主義的メリトクラシーにおける白人労働者階級の少年たち―「アスピレーション向上」アジェンダの落とし穴 グローバルな文脈における男性の実践とジェンダー関係を研究する 「ヘゲモニックな男性性」から「男性のヘゲモニー」へ) 3 軍隊・戦争研究のなかの男性性(解説 軍隊・戦争研究のなかの男性性 防衛専門家たちの合理的な世界におけるセックスと死 ヴェールに隠された参照項―九・一一後アフガニスタン攻撃に関するブッシュ政権の言説におけるジェンダー構築 国際関係における軍事化された男性性) 4 歴史学のなかの男性性(解説 歴史学のなかの男性性 男性性、身体化された男性労働者、そして歴史学者のまなざし キリスト教的兄弟愛、あるいは変態性欲?―第一次世界大戦期の同性愛アイデンティティと性的境界の構築 ジェンダーと帝国主義―一九世紀末ベンガルにおける植民地政策と同義的帝国主義のイデオロギー) |
著者情報 |
平山 亮 オレゴン州立大学大学院博士課程修了、Ph.D.(Human Development and Family Studies)。現在、大阪公立大学大学院文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 佐藤 文香 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得退学、博士(学術)。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 兼子 歩 北海道大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学、修士(文学)。現在、明治大学政治経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 男性性役割の社会化から、男性性による不平等の正当化へ
巻頭言
1-18
-
平山亮/著
-
2 「男をつくりあげる実践」から、性の不平等を腑分けする
解説
21-34
-
平山亮/著
-
3 男性、男性性、そして援助要請の文脈
35-54
-
マイケル・E.アディス/著 ジェイムズ・R.マハリク/著 本山央子/訳 平山亮/監訳
-
4 ハイブリッドな男性性
男たちと複数の男性性に関する社会学の新しい方向性
55-77
-
トリスタン・ブリッジス/著 C.J.パスコー/著 下地ローレンス吉孝/訳 平山亮/監訳
-
5 ヤワなペニスを硬くして
高齢男性の生活に見られる年齢・階級・ジェンダーという社会関係
79-110
-
トニ・カラサンティ/著 ニール・キング/著 平山亮/訳
-
6 マクロな社会分析としての男性性
解説
113-121
-
海妻径子/著
-
7 新自由主義的メリトクラシーにおける白人労働者階級の少年たち
「アスピレーション向上」アジェンダの落とし穴
123-139
-
サム・バーズ/著 濱田すみれ/訳 本山央子/監訳
-
8 グローバルな文脈における男性の実践とジェンダー関係を研究する
141-156
-
ボブ・ピーズ/著 キース・プリングル/著 比嘉麻理/訳 本山央子/監訳
-
9 「ヘゲモニックな男性性」から「男性のヘゲモニー」へ
157-182
-
ジェフ・ハーン/著 海妻径子/訳 本山央子/監訳
-
10 軍隊・戦争研究のなかの男性性
解説
185-199
-
佐藤文香/著
-
11 防衛専門家たちの合理的な世界におけるセックスと死
201-233
-
キャロル・コーン/著 本山央子/訳 佐藤文香/監訳
-
12 ヴェールに隠された参照項
九・一一後アフガニスタン攻撃に関するブッシュ政権の言説におけるジェンダー構築
235-256
-
ローラ・J.シェパード/著 本山央子/訳 佐藤文香/監訳
-
13 国際関係における軍事化された男性性
257-269
-
マヤ・アイクラー/著 本山央子/訳 佐藤文香/監訳
-
14 歴史学のなかの男性性
解説
273-287
-
兼子歩/著
-
15 男性性、身体化された男性労働者、そして歴史学者のまなざし
289-309
-
エヴァ・バロン/著 竹田安裕子/訳 兼子歩/監訳
-
16 キリスト教的兄弟愛、あるいは変態性欲?
第一次世界大戦期の同性愛アイデンティティと性的境界の構築
311-339
-
ジョージ・チョーンシー・ジュニア/著 高内悠貴/訳 兼子歩/監訳
-
17 ジェンダーと帝国主義
一九世紀末ベンガルにおける植民地政策と道徳的帝国主義のイデオロギー
341-355
-
ムリナリニ・シンハ/著 鹿野美枝/訳 兼子歩/監訳
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