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資料情報
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No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 2011112675 | 旧版和書 | 2階書庫 | | 禁帯出 | 在庫 |
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要旨 |
各仏師は技術を磨き、改良を重ね、依頼者である願主のさまざまな要望に応えようとした。一方、願主にはそれぞれ悩み、不安また恐怖などがある。そこから救われたいとの切実な願いがある。仏師は、ただ単に決められた図像通りに仏像を造るのではなく、そこに願主の期待に応じるべく、秘かに願主の意を汲み、ともに恐怖に立ち向かいながら、願主を力づけ、なぐさめ、救うためのさまざまな仕掛けを隠し置いたのだ。本書では、その秘技、秘策を、各仏像の中から探り出し、仏師の意図を読み解いてみたい。 |
目次 |
1 造形の秘密(右手の指三本、その爪が語る止利仏師の惑い―飛鳥寺釈迦如来坐像(飛鳥大仏) 飛鳥仏の源流―中国化した異国の仏 台座に仕掛けた「往登浄土」の構想―法隆寺釈迦三尊像 放電する天衣 先端に忍ばせた刃物の形―法隆寺夢殿救世観音立像 伸び上がる若竹のイメージ 衣文でさらなる上昇性―法隆寺百済観音立像 ほか) 2 技法の秘密(塑像の中で造形を支える心木―新薬師寺十二神将立像と戒壇院四天王立像 麻生の像とそれを支える特殊な心木―興福寺十大弟子立像に見る脱活乾漆の技法 脱活乾漆の新たな試み 原型封入の土心乾漆像の可能性―秋篠寺伎芸天立像 一木造りと寄木造りの境界 越えがたいその一線―同聚院不動明王坐像 像内に篭めた生命の根源 太子のしるし―広隆寺聖徳太子立像 ほか) |
著者情報 |
山崎 隆之 1942年、東京都生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程(保存修復技術専攻)修了。東京芸術大学美術学部付属古美術研究施設勤務を経て、愛知県立芸術大学名誉教授。奈良大学、京都造形芸術大学非常勤講師。専門は日本彫刻技法史。保存修復技術(仏像)。文化財保存修復学会(諮問委員)、日本文化財科学会、美術史学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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