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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210959292 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
マールテン・ヴァン=ヒンダーアハター ジョン・フォックス 金澤周作 桐生裕子
西洋史-19世紀 西洋史-20世紀 ナショナリズム
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
230/00469/ |
書名 |
ナショナリズムとナショナル・インディファレンス 近現代ヨーロッパにおける無関心・抵抗・受容 |
著者名 |
マールテン・ヴァン=ヒンダーアハター/編著
ジョン・フォックス/編著
金澤周作/監訳
|
出版者 |
ミネルヴァ書房
|
出版年月 |
2023.6 |
ページ数 |
10,413p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-623-09435-6 |
原書名 |
原タイトル:National indifference and the history of nationalism in modern Europe |
分類 |
2306
|
一般件名 |
西洋史-19世紀
西洋史-20世紀
ナショナリズム
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
幅広い射程を持つ「ナショナル・インディファレンス(国民への無関心)」現象の歴史的な意義を追究。近現代ヨーロッパ各地の事例を取り上げ、様々なアプローチのもと、ナショナリズム理解に画期的な切り口を与える。 |
タイトルコード |
1002310023141 |
要旨 |
本書は、幅広い射程を持つ「ナショナル・インディファレンス(国民への無関心)」現象の歴史的な意義を追究する。19世紀から20世紀後半までの、ソ連を含むヨーロッパ各地の多彩な事例を取り上げ、様々なアプローチのもと、ナショナリズム理解に画期的な切り口を与える。本書を読めば、この先「ナショナル・インディファレンス」を念頭に置かずにナショナリズムの過去・現在・未来を見ることはできなくなるだろう。 |
目次 |
序章 ナショナル・インディファレンスと近代ヨーロッパ・ナショナリズムの歴史 第1章 他のことで頭はいっぱい―19世紀ベルギーにおける国民文化プロジェクトの障害と限界 第2章 ナショナル・インディファレンスと国民的献身の往還―第一次世界大戦期ロシアにおけるトレンティーノ出身戦争捕虜の軌跡 第3章 移行途上の迷い?―アドリア海北部におけるハプスブルク帝国の遺産、国家と国民形成、新ファシスト秩序 第4章 ナショナル・インディファレンスとトランスナショナル企業―チェコの製靴会社バチャのパラダイム 第5章 ナショナリズムと無関心のあいだ―戦間期ユーゴスラヴィアにおける無関心の緩慢な排除 第6章 フランス人らしさへの複数の道―ナショナル・インディファレンスとアルザスのフランス復帰、1919‐1939年 第7章 政治を越えて―日常的民族実践としてのナショナル・インディファレンス 第8章 国民への無関心・統計・構築主義パラダイム―戦間期ポーランドの国勢調査におけるトゥテイシ(「ここ出身の人々」)欄 第9章 20世紀前半の上シレジアにおける道具的ナショナリズム 第10章 「わたしは諸国民の境を取り払った」―第二次世界大戦終結期上シレジアにおける国民の乗り換えとローマ・カトリック教会 第11章 「ゾウィエト連邦市民―なんと荘厳な響きでしょう」―ポスト・スターリニズム期ソ連の投書・ナショナリティ政策・帰属意識 第12章 結論―(再論)ナショナル・インディファレンスと近代ヨーロッパ・ナショナリズムの歴史 |
著者情報 |
金澤 周作 京都大学大学院文学研究科教授。イギリス近代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 桐生 裕子 神戸女学院大学文学部准教授。中・東欧近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 ナショナル・インディファレンスと近代ヨーロッパ・ナショナリズムの歴史
1-19
-
マールテン・ヴァン=ヒンダーアハター/著 ジョン・フォックス/著 金澤周作/訳
-
2 他のことで頭はいっぱい
19世紀ベルギーにおける国民文化プロジェクトの障害と限界
21-47
-
トム・ヴルスハフル/著 中辻柚珠/訳
-
3 ナショナル・インディファレンスと国民的献身の往還
第一次世界大戦期ロシアにおけるトレンティーノ出身戦争捕虜の軌跡
49-76
-
シモーネ・A.ベッレッツァ/著 林孝洋/訳
-
4 移行途上の迷い?
アドリア海北部におけるハプスブルク帝国の遺産,国家と国民形成,新ファシスト秩序
77-108
-
マルコ・ブレシャーニ/著 濱口忠大/訳
-
5 ナショナル・インディファレンスとトランスナショナル企業
チェコの製靴会社バチャのパラダイム
109-142
-
ザカリー・ドルシャル/著 中辻柚珠/訳
-
6 ナショナリズムと無関心のあいだ
戦間期ユーゴスラヴィアにおける無関心の緩慢な排除
143-169
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フィリプ・エーデルヤッツ/著 村上亮/訳
-
7 フランス人らしさへの複数の道
ナショナル・インディファレンスとアルザスのフランス復帰,1919-1939年
171-195
-
アリソン・キャロル/著 谷口良生/訳
-
8 政治を越えて
日常的民族実践としてのナショナル・インディファレンス
197-219
-
ガーボル・エグリ/著 姉川雄大/訳
-
9 国民への無関心・統計・構築主義パラダイム
戦間期ポーランドの国勢調査におけるトゥテイシ(「ここ出身の人々」)欄
221-248
-
モルガン・ラベ/著 福元健之/訳
-
10 20世紀前半の上シレジアにおける道具的ナショナリズム
249-281
-
ブレンデン・カーチ/著 河合竜太/訳
-
11 わたしは諸国民の境を取り払った
第二次世界大戦終結期上シレジアにおける国民の乗り換えとローマ・カトリック教会
283-311
-
ジム・ビョーク/著 河合竜太/訳
-
12 ソヴィエト連邦市民-なんと荘厳な響きでしょう
ポスト・スターリニズム期ソ連の投書・ナショナリティ政策・帰属意識
313-343
-
アナ・ウィティントン/著 福元健之/訳
-
13 結論
(再論)ナショナル・インディファレンスと近代ヨーロッパ・ナショナリズムの歴史
345-354
-
ジョン・フォックス/著 マールテン・ヴァン=ヒンダーアハター/著 ジェイムズ・M.ブロフィ/著 桐生裕子/訳
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