蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
フォークナーのヨクナパトーファ小説 人種・階級・ジェンダーの境界のゆらぎ
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著者名 |
大地真介/著
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出版者 |
彩流社
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出版年月 |
2017.9 |
請求記号 |
9302/00954/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0237200373 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
9302/00954/ |
書名 |
フォークナーのヨクナパトーファ小説 人種・階級・ジェンダーの境界のゆらぎ |
著者名 |
大地真介/著
|
出版者 |
彩流社
|
出版年月 |
2017.9 |
ページ数 |
236p |
大きさ |
20cm |
ISBN |
978-4-7791-2397-9 |
分類 |
930278
|
個人件名 |
Faulkner,William
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書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
フォークナー創設の架空の土地ヨクナパトーファを舞台にした代表作を技法とテーマから読み解く。また、フォークナー文学が現代の世界的な文学や映画に及ぼした影響、日本人がフォークナー文学を研究する意味も論究する。 |
書誌・年譜・年表 |
文献:p218〜229 |
タイトルコード |
1001710050467 |
要旨 |
「基盤の解体」を鍵語にしてフォークナー創設の架空の土地、ヨクナパトーファを舞台にした複雑かつ難解な代表作『響きと怒り』『八月の光』『アブサロム、アブサロム!』『行け、モーセ』を読み解く!南北戦争での敗北によってアメリカ南部で劇的に引き起こされた“人種・階級・ジェンダーの境界のゆらぎ”=“貴族階級の白人男性層という旧南部社会の基盤の解体”が、“ストーリー”の基盤(時間と空間)を解体する技法によっていかに描かれているのか、スリリングな文学読解に本書は誘う。第二部では、南部作家コーマック・マッカーシーや映画作家タランティーノ、イニャリトゥ、アリアガへのフォークナーの影響、そして、横溝正史とフォークナーの類似性を指摘。さらに、大橋健三郎がなぜフォークナー研究に至ったのかを考察して、日本人がフォークナーを研究することの意味を探る! |
目次 |
第1部 ヨクナパトーファ小説における旧南部解体(虚飾からの覚醒―『響きと怒り』 旧南部への直視―『八月の光』 南部貴族の起源―『アブサロム、アブサロム!』 南部貴族の重罪―『行け、モーセ』) 第2部 フォークナー文学と現在/日本(フォークナーと現代アメリカ南部作家―コーマック・マッカーシー フォークナーと現代映画作家―クエンティン・タランティーノ、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ギジェルモ・アリアガ アメリカ南部と日本のジレンマ―横溝正史 日本におけるアメリカ文学研究の確立―大橋健三郎) |
著者情報 |
大地 真介 1970年、広島生まれ。1999年、広島大学大学院修了(博士(文学))。2005‐2006年、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員。2015‐2016年、ハーバード大学客員研究員。現在、広島大学大学院文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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