蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0237959275 | 一般和書 | 2階開架 | 自然・工学 | | 貸出中 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
4982/00034/ |
書名 |
価値を否定された人々 ナチス・ドイツの強制断種と「安楽死」 |
著者名 |
中野智世/著
木畑和子/著
梅原秀元/著
|
出版者 |
新評論
|
出版年月 |
2021.10 |
ページ数 |
330p |
大きさ |
20cm |
ISBN |
978-4-7948-1192-9 |
分類 |
4982
|
一般件名 |
優生学
安楽死
ナチス
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
ナチス・ドイツの強制断種政策と「安楽死」の歴史を、最新の研究成果に基づいて明らかにする試み。この事象の計画や実行のプロセス、思想的背景、加害者および犠牲者の姿を描くとともに、現代に投げかけている問題を考える。 |
書誌・年譜・年表 |
文献:p302〜322 |
タイトルコード |
1002110057031 |
要旨 |
本書は、ナチス・ドイツの強制断種政策と「安楽死」の歴史を、最新の研究成果に基づいて明らかにしようとする試みである。ナチ体制下のドイツでは、ユダヤ人のみならず、病気や障害のある人々、社会規範に逸脱すると見なされた人々が、優生学を背景とする政策によって「価値のない」「社会の負担となる」存在として強制的に断種(不妊化)され、戦時下においては秘密裡に殺害されていた。これらの措置の犠牲になった人々の数は、強制断種が四〇万人、「安楽死」が三〇万人とされている。本書は、この事象の計画や実行のプロセス、思想的背景、加害者となった医療や福祉関係者、および犠牲者とその家族の姿などを描くとともに、この問題が長きにわたる忘却と隠蔽の時代を経て、近年ようやく「ナチの不正」として謝罪と補償、そして追悼の対象となるまでの道のりを明らかにする。 |
目次 |
第1章 優生学とナチス・ドイツの強制断種手術(優生学とは ヴァイマル共和国時代の優生学 ほか) 第2章 「安楽死」という名の大量虐殺―その始まりと展開(「良い死」と大量殺害―安楽死という言葉をめぐって さまざまな殺害―ナチスによる「安楽死」の概観 ほか) 第3章 「安楽死」の犠牲者―バイエルン地方のある精神病院の事例から(エグルフィング・ハール精神病院 「安楽死」の展開と犠牲者の経験 ほか) 第4章 強制断種・「安楽死」の過去の戦後ドイツ(関与した者たちはどう裁かれたのか 医学界はナチの過去とどのように向き合ってきたのか ほか) |
著者情報 |
中野 智世 成城大学文芸学部教授。専門はドイツ近現代史・社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 木畑 和子 成城大学名誉教授。専門はドイツ現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 梅原 秀元 立教大学文学部特任准教授。専門は近現代のドイツをフィールドに医学史・科学と社会の関係の歴史・社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 紀 愛子 早稲田大学等非常勤講師。専門はドイツ現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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