蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0237940507 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
163/00123/ |
書名 |
宗教性の人類学 近代の果てに、人は何を願うのか |
著者名 |
長谷千代子/編
別所裕介/編
川口幸大/編
|
出版者 |
法藏館
|
出版年月 |
2021.3 |
ページ数 |
394p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-8318-5718-7 |
分類 |
16304
|
一般件名 |
宗教民族学
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
各地域の近代化の過程で導入された宗教概念が、当該地域で日常語として定着した経緯に着目し、その現在の使用状況を調査することで、宗教概念及びそれに関連する事象が人々にどう認識され、実践されているかを明らかにする。 |
タイトルコード |
1002110013030 |
要旨 |
日本の戦没者慰霊や道徳教育、沖縄の聖地巡礼、イングランドの女神運動、カザフスタンの聖者崇敬、チベットの生態文化、中国の儒教…これらは果たして「宗教」か、あるいは文化的なムーブメントか?今日の世界に滲出する宗教性へ。 |
目次 |
今、宗教をめぐる何が問題なのか 第1部 宗教研究の歴史と現在(宗教研究と日本の宗教人類学 宗教人類学を歴史化する―霊的存在をめぐって 宗教的なものが滲出すると感じるのはなぜなのか―霊長類学・道徳心理学・進化生物学による宗教論) 第2部 革命思想の経験(儒教と祖先祭祀に見る現代中国の「宗教性」 「生態文化」をめぐる政治と宗教―現代チベットの環境主義運動から 聖者になる過程―カザフスタンにおける近代化の経験とイスラーム コミュニティへの希望と宗教団体―スロヴァキアにおける社会貢献活動の展開 イギリス、グラストンベリーの女神運動―宗教、フェミニズム、ペイガニズムの狭間で) 第3部 日本的経験(戦後慰霊を再考する―政教分離フィルター濾過後の残留宗教性 日本の人権受容における宗教文化的土台 ヴァナキュラー・スピリチュアリティ:沖縄における聖地経験と“地域”のあいだ 台湾における宗教的実践と政治―多義的な日本像を介して) 宗教性の領域で考える |
著者情報 |
長谷 千代子 1970年生まれ。専攻は宗教研究、文化人類学。九州大学大学院比較社会文化研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 別所 裕介 1972年生まれ。専攻はチベット仏教と現代社会。駒澤大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 川口 幸大 1975年生まれ。専門は文化人類学。東北大学大学院文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 藤本 透子 1975年生まれ。専攻は文化人類学。国立民族学博物館人類文明誌研究部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 今、宗教をめぐる何が問題なのか
7-30
-
長谷千代子/著
-
2 宗教研究と日本の宗教人類学
33-56
-
田中雅一/著
-
3 宗教人類学を歴史化する
霊的存在をめぐって
57-82
-
長谷千代子/著
-
4 宗教的なものが滲出すると感じるのはなぜなのか
霊長類学・道徳心理学・進化生物学による宗教論
83-108
-
矢野秀武/著
-
5 儒教と祖先祭祀に見る現代中国の「宗教性」
111-143
-
川口幸大/著
-
6 「生態文化」をめぐる政治と宗教
現代チベットの環境主義運動から
144-173
-
別所裕介/著
-
7 聖者になる過程
カザフスタンにおける近代化の経験とイスラーム
174-202
-
藤本透子/著
-
8 コミュニティへの希望と宗教団体
スロヴァキアにおける社会貢献活動の展開
203-226
-
神原ゆうこ/著
-
9 イギリス、グラストンベリーの女神運動
宗教、フェミニズム、ペイガニズムの狭間で
227-255
-
河西瑛里子/著
-
10 戦後慰霊を再考する
政教分離フィルター濾過後の残留宗教性
259-284
-
西村明/著
-
11 日本の人権受容における宗教文化的土台
285-322
-
施光恒/著
-
12 ヴァナキュラー・スピリチュアリティ
沖縄における聖地経験と<地域>のあいだ
323-350
-
門田岳久/著
-
13 台湾における宗教的実践と政治
多義的な日本像を介して
351-376
-
藤野陽平/著
-
14 宗教性の領域で考える
377-389
-
川口幸大/著 別所裕介/著 藤本透子/著
前のページへ