蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
西 | 2132508769 | 一般和書 | 一般開架 | | | 在庫 |
2 |
緑 | 3232449631 | 一般和書 | 一般開架 | | | 在庫 |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
902/00504/ |
書名 |
文学こそ最高の教養である (光文社新書) |
著者名 |
駒井稔/編著
「光文社古典新訳文庫」編集部/編著
|
出版者 |
光文社
|
出版年月 |
2020.7 |
ページ数 |
597p |
大きさ |
18cm |
シリーズ名 |
光文社新書 |
シリーズ巻次 |
1075 |
ISBN |
978-4-334-04482-4 |
分類 |
9023
|
一般件名 |
小説
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
フランス文学からギリシア哲学まで。新訳シリーズとして人気の「光文社古典新訳文庫」を立ち上げた駒井稔と、名翻訳者14名との語りでナビゲートする古典文学入門。紀伊國屋書店新宿本店のイベントをもとに書籍化。 |
タイトルコード |
1002010026804 |
要旨 |
混迷の深まる現代に、何らかの指針を求めつつ、現実世界をひたむきに生きる人々にとって、文学は「即効性のない教養」として、魅力的、かつ有用な存在ではないだろうか。登場人物も作者も、じつは私たちと同じような世界に生きていた「隣人」。とはいえ、古典文学は、なぜかいまだに敷居の高いジャンルと思われていることも事実だ。新訳シリーズとして人気の「光文社古典新訳文庫」を立ち上げた駒井稔が、その道の専門家である翻訳者たち十四人に、初歩的なことから果敢に話を聞いた。肩の力を抜いて扉を開け、名翻訳者たちの語りを聞くうちに、しだいに奥深くまで分け入っていく…。紀伊國屋書店新宿本店で続く大人気イベントを書籍化。イベントのもっとも刺激的で濃厚な部分を再現する。 |
目次 |
フランス文学の扉(プレヴォ『マノン・レスコー』 自由を求め、瞬間に賭ける―フランス恋愛小説のオリジン ロブ=グリエ『消しゴム』 戦争体験に裏打ちされた、ヌーヴォー・ロマンの方法論 ほか) ドイツ文学の扉(トーマス・マン『ヴェネツィアに死す』『だまされた女/すげかえられた首』 謹厳な作家が描くエロスの世界・三部作 ショーペンハウアー『幸福について』 天才哲学者の晩年のエッセイはなぜベストセラーになったのか?) 英米文学の扉(デフォー『ロビンソン・クルーソー』 百カ国以上で訳された「イギリス最初の小説」の持つ魅力 オルダス・ハクスリー『はずらしい新世界』 『一九八四年』と並ぶ、元祖「ディストピア小説」を読み解く ほか) ロシア文学の扉(ナボコフ『カメラ・オブスクーラ』『絶望』 『ロリータ』の作家が、亡命時代にロシア語で書いた小説の謎 ドストエフスキー『賭博者』 文豪の三つの病、そしてルーレットと性愛と創作の関係とは?) 日本文学・アフリカ文学・ギリシア哲学の扉(鴨長明『方丈記』 達観していない作者、災害の記録―予想外の人間臭さの魅力 アチェベ『崩れゆく絆』 世界的ベストセラーに見る、アフリカ社会の近代との出会い ほか) |
内容細目表:
-
1 プレヴォ『マノン・レスコー』
自由を求め、瞬間に賭ける
25-68
-
野崎歓/述
-
2 ロブ=グリエ『消しゴム』
戦争体験に裏打ちされた、ヌーヴォー・ロマンの方法論
70-109
-
中条省平/述
-
3 フローベール『三つの物語』
隠れた名作、その感動的なラストを日本語で再現する
111-144
-
谷口亜沙子/述
-
4 プルースト『失われた時を求めて』
「いま」「この瞬間」によみがえる、深い目論み
146-189
-
高遠弘美/述
-
5 トーマス・マン『ヴェネツィアに死す』『だまされた女/すげかえられた首』
謹厳な作家が描くエロスの世界・三部作
197-232
-
岸美光/述
-
6 ショーペンハウアー『幸福について』
天才哲学者の晩年のエッセイはなぜベストセラーになったのか?
234-271
-
鈴木芳子/述
-
7 デフォー『ロビンソン・クルーソー』
百カ国以上で訳された「イギリス最初の小説」の持つ魅力
278-307
-
唐戸信嘉/述
-
8 オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』
『一九八四年』と並ぶ、元祖「ディストピア小説」を読み解く
309-345
-
黒原敏行/述
-
9 メルヴィル『書記バートルビー/漂流船』
謎の多い『白鯨』の著者が、巧妙に作品に隠した秘密とは
347-375
-
牧野有通/述
-
10 ナボコフ『カメラ・オブスクーラ』『絶望』
『ロリータ』の作家が、亡命時代にロシア語で書いた小説の謎
383-418
-
貝澤哉/述
-
11 ドストエフスキー『賭博者』
文豪の三つの病、そしてルーレットと性愛と創作の関係とは?
420-467
-
亀山郁夫/述
-
12 鴨長明『方丈記』
達観していない作者、災害の記録
475-504
-
蜂飼耳/述
-
13 アチェベ『崩れゆく絆』
世界的ベストセラーに見る、アフリカ社会の近代との出会い
506-539
-
粟飯原文子/述
-
14 プラトン『ソクラテスの弁明』
哲学二千年の謎を解く
541-583
-
納富信留/述
前のページへ